公認会計士試験の二次に受かったのが2012年。
実務要件を満たして、修了考査に合格し、
正式に公認会計士登録をしたのが、2017年。
公認会計士になってみて、実際どうだったか。
今の感覚で書いてみます。

公認会計士になってよかったこと・気をつけたいこと
公認会計士になって、基本的には良かったと感じています。
「資格はただの肩書」と言われることもありますし、私もそう思う面はありますが、
「されど資格」とも言えます。
よかったこと
大きくは、この3つです。
- 仕事に困りにくい
- 選択肢が多い
- 待遇も比較的良い
AIの台頭で今後は変わるかもしれませんが、いまのところ仕事に困る気配は感じません。
(やりたい仕事かどうかは別の話ですが)
また、仕事の選択肢の幅が非常に広いのも特徴です。
監査法人、事業会社の経理・経営企画、税務、独立、ファンド、IPO会社のCFOなど、挙げればキリがないくらいあります。
(やりたい仕事がみつかるかは別の話です)
そして、待遇もそれなりにいいことが多いです。
監査法人で順調にステップアップしてマネージャーになれば、年収1,000万円も見えてきますし、
パートナーまで上り詰めれば数千万円という人もいます。
(自由に過ごせるかは別の話)
気をつけたい面
- 非常に時間がかかる
- やりたいことが見えなくなる
公認会計士そのもののデメリットというより、
「なるまでに時間がかかる」ことは、目指す前に知っておきたい点です。
数百時間では済まず、
何千時間と勉強する必要があるからです。
「その時間を別のことに使っていたら…」
と想像したことは何度もあります。
ただ、何かに時間を使えば、
他の何かに使えなくなるのは当たり前なわけで、考えるべき点は別にあります。
それは「選んだ道をいかに肯定していけるか」ということです。
そして、いかに肯定できるように行動していけるか、がカギだと思っています。
公認会計士を目指す人の中で、「やりたい仕事だから目指す」という人は実は少数派です。
- 目指すなら最高峰
- すごい資格を取りたい
- なんとなく会計が性に合ったと感じたから
といったケースが多いです。
少なくとも私は、
「監査をやりたい!」という理由で目指した人には、出会ったことがありません。
そういった状態で、何年も監査法人で監査を続けていると、
「本当にこの仕事がしたいんだっけ…」
「でも、いまさら転職もなぁ…」
「ひとまず残るか…」
といった現状維持状態になってしまうケースも多いです。
(というか、私がそうでした)
だからこそ、資格を取ったあとも、
自分が何をしたいのかを問い直す機会は持っておきたいところです。
外の空気も吸ってみる
もし、公認会計士になって監査法人だけしか経験がない方がいれば、
外に出てみる選択肢も、今ならおすすめします。
私自身は、転職を経験しないまま独立したのですが、
一度くらいは経験しておくのもアリかなーと。
- 中小監査法人:1年
- 大手監査法人:11年
と過ごし、その後に転職はせずに独立しましたので。
正直、外に出てみないと分からないことも多いです。
自分の常識が、外では常識ではないと気づくこともあります。
出てみてやっぱり監査法人が良ければ戻りましょう。
近年では出戻り採用も多く行っていますので。
資格に頼らない力を付けたい
そして何より思うのは、
資格を取ったあとにも行動を続けることが大切です。
よく言われますが、取得してスタート地点だと。
(勉強中の方は、まじかよ…とモチベーションが下がってしまうかもしれませんが)
そして「専門バカ」と言われることのないよう、
会計・税務以外の領域の学びも深めていきましょう。
会計士や税理士、その他の専門家もそうだと思いますが、
どうしても得意な領域の知見ばかりを深めがちです。
それ自体はもちろん素晴らしいことですが、
他の領域についても学び、深めていきたいものです。
自戒も込めて。
まとめ
3点でまとめます。
- 公認会計士には、なってよかったと感じる
- 時間がかかるので、目指すには覚悟をする
- やりたいことが見えなくなるリスクがあるので、
外の空気を吸うことを忘れずに
基本的には良い資格だと感じます。
簡単に取れるものではありませんが。
公認会計士受験、監査法人での働き方、独立後のことなど、
個別に相談したい方は、こちらからお問い合わせください。
では、また次回。
編集後記
◇日記
昨日はオフ。家族で上野動物園へ。
暑かったですが、楽しめました。
◇ブログネタ経緯
ネタ帳を見ながらふと思い浮かんだネタを採用
◇1日1新
二階堂地獄ゴルフ11巻