公認会計士の受験ネタで前回の記事から1か月経ちました。

今日は別の視点で『必要不可欠なもの』を書いてみたいと思います。
※私には必要不可欠なコーヒー
『時間』の確保
公認会計士受験の合格に必要な時間は平均3,500時間と言われています。
(私はもっと勉強した気がしますが)
この時間が確保できて合格できるかどうかといったところ。
社会人の場合
- 平日:3h×5日=15h
- 休日:10h×2日=20h
- 週:15+20=35h
- 年:35h×50週=1,750h
※バッファを入れて50週
と考えると、
- 総時間3,500h ÷ 1,750h =2年
これだけみっちり勉強しても丸2年。
勉強時間が足りないケースや、不合格になったらもう1年。
ここまで時間をかけてやりたいかどうか見極めが必要かなと。
ご家庭をお持ちの方だと、時間の制約はもっと厳しく『時間の捻出できるか』が分かれ目になります。
学生の場合
学生の場合、もう少し余裕があるとは思います。
仕事はしなくていいですし、親元にいれば生活面の心配もなく。
大学生の場合、順調に単位が取れていれば3年生くらいからは授業がなくなってきます。
そのため平日を5hで想定してみます。
- 平日:5h×5日=25h
- 休日:10h×2日=20h
- 週:25+20=45h
- 年:45h×50週=2,250h
※バッファを入れて50週
と考えると、
- 総時間3,500h ÷ 1,750h ≒1.5年
これでも相当な覚悟が必要です。
その他の選択肢も考慮
3,500hもの時間を投入するわけですから、他の選択肢が出来なくなることも考慮しましょう。
(機会損失といったりします)
例えば、
- 英語:1,000~2,000hで日常会話レベルまで到達
- プログラミング:1,000h~で実務レベルに到達
- 中小企業診断士:1,000h
- 弁護士:5,000~7,000h(!)
など。
他のコトも視野に入れた上で、選択できるように。
『カネ』の見積り
時間の次にはおカネ。
これもなかなか掛かります。
就業せずに勉強に専念する場合は、特に生活費の負担が。。
- 予備校:初学者2年コースで概ね800,000円前後のイメージ
- 大原:780,000円
- TAC:760,000円
- CPA:800,000円
- 生活費
- 月:20~30万円
- 年:240~360万円
- 2年:480~720万円
学生で親元にいれば生活費はかからないので、いかに有利か見て取れます。
これだけの出費を賄える資金があるか否か。
なければ働きながら勉強するしか選択肢はなくなります。
監査法人等では『合格を目指す方向けの就労プラン』もあるので、
実務を学びながら働けるので調べて頂けると良いかなと思います。
『気持ち』(モチベーション)
そして最後は『気持ち』です。
長丁場の学習でいかに心が折れないようにするか。
というか、間違いなく折れるので、『ポッキリいった後にどうリカバリーできるか』が大切です。
『自分自身の譲れない理由』を持っておきましょう。
私の場合は公認会計士の独占業務である『監査』をやりたかった。
わけではありません。
- 大学受験が上手くいかなかったコンプレックスの解消
- 簿記に触れて興味が湧いたこと
- 社会に出てからの実務に係る技能を身に付けたかったこと
- なんとなく稼げそう
- 友人と肩を並べていたかった
など、個人的な理由ばかり。
でもそれでいいと思うのです。
高尚な理由は必要ありません。
ご自身が納得できる理由を持てるのであれば、最後はそれがモチベーションに繋がります。
疲れ果てても戻ってこれます。
今一度、『なぜ目指したか?』『なぜ目指すか?』といった点を振り返ってみて頂ければ。
ではまた次回。
編集後記
◇日記
終日会計士業を。
今後の日程の整理等を中心に。
◇ブログネタ経緯
月に1回は受験ネタを入れようと。
ちょうど前回から1か月経ったので、
◇1日1新
・サードモニター購入
・菊水辛口