『またあの話か…』
『まだ続くの…?』
『さすがに疲れてきた…』
人の話を聞いている時、このように思ったことはないでしょうか?
今回は『武勇伝は必要か?』というテーマを考えてみたいと思います。
※戦国時代の武勇を誇った人
『そもそも』武勇伝とは何か?
本来の意味では、歴史上の人物などの『勇敢な行動、武勇を発揮した偉業、後世に語り継がれる所業』を指すのだと思います。
辞書的には、『武勇にすぐれた人の伝記、勇ましい手柄話』など。
しかし、ただのおじさんが武勇伝を語る時、それは『ただの自慢話』になってしまっている可能性が高いです。
- 昔はもっとしんどかったよ(なぜか嬉しそうに)
- 今週は出張がめちゃくちゃ多くて大変だよ(どこか誇らしげに)
- あの仕事、実は裏で俺がサポートしたんだよね(得意げに)
聞かれてもいないのに、自分の実績や成果などを延々と語ってしまうと、
それは聞き手にとっては『どうでも良い自慢話』になってしまっているかもしれません。
なぜ『実績自慢』のような武勇伝を語ってしまうのか?
武勇伝を語ってしまう理由を考えてみます。
1つ目は『気持ちよさ』
自分の実績を語るというのは気持ちいいもの。
「こんだけ頑張ったんだよ、頑張ってんだよ。お前も頑張れよ」といったような意味合いも含まれるかもしれません。
2つ目は『自分の価値の宣伝』
「こういった成果を出したんだ。すごいだろう。」
小学生男子が「聞いて聞いて!」と話すのと同レベルだと感じる時も。
人に聞かれて話すならまだしも、聞いてもないのに話すのはちょっと違うな…と感じることがあります。
3つ目は、『ただの性格』かも
ただ話をしたがる性格かもしれません。
受け流せるような構えを取っておきたいもの。
ずっと聞いていると、疲弊してしまうので。
武勇伝ではなく『今とこれから』を見る
『武勇伝を語る必要はない』と私は思います。
それが人に聞かれてもいないのであれば、なおさら。
ただ、実績についてはさらっと確認できるようにしておければ十分かなと。
注意したいのは、実績とは過去の話であること。
- 今できること
- これからやっていきたいこと
- お客様に貢献できること。
こういった今・これからの方がよっぽど重要だと思います。
『実績がない、どうしよう。何も書けない、話せない、伝えられない。』
そんなことはありません。
これまでの経験を整理して、
『今、できること』『今、伝えられること』『今、貢献できること』
を考えてみませんか?
自分の『今』を見つめ直すきっかけになれば嬉しいです。
では、また次回。
編集後記
◇日記
昨日はオフ。早朝にブログ執筆とセミナー動画受講を。
午前中は、長男と次男と国立科学博物館へ。
到着した瞬間にひと悶着あり。。何とか乗り切りました。
午後は姉夫婦が遊びに来て、子ども達は楽しそうに過ごしていました。
◇ブログネタ経緯
武勇伝らしき話を聞いてメモしたものから。
◇1日1新
長男、次男と国立科学博物館