独立にあたっては色々な『壁』があります。
※これは次男が作った壁
『職場』の壁
まず職場の壁。
自分の気持ちの整理ができても、引き止め等が強くあるケースも。
『もったいない』の誘惑に負けてはいけない
でも触れたのですが、必ず言われるのが『もったいない』。
- 今の仕事、嫌いなじゃないならもったいない
- 新しい仕事をやってみてからでも遅くない
- やること明確じゃないなら、残った方がいい
など。
私がいた職場は慢性的に人手不足。
管理職に昇格してから2~3年経った頃、退職を決断しました。
会社としては
- せっかく昇格させたのに…
- もっと残ってほしい…
という意向はあったのだと思います。
(非常に有難いことです)
ただ、どの時点で辞めてもこの話は付きまとうかなと。
例えば、
『新しい業務にチャレンジして、違うなと思ったら1年後にやめればいい』
と言われたりします。
実際に、1年後に『じゃあやめます』と言ったらどうなるか?
『もうちょっとやった方がいいよ』
『1年でやめるなんてもったいないよ』
『他にもやれることあるよ』
と言われるのではないでしょうか。
要は『キリがない』わけです。
どのタイミングでやめるかは他人ではなく『自分で決めるべき』と思っています。
また理屈だけで決めるのはちょっと難しいかなと思うところもあります。
『独立したいと思えた時』
これが独立を決めるタイミングで良いのではないかなと。
後付けで理屈を準備することもできますが、人間は感情で意思決定をする生き物など思っていますので。
『なぜ?』で困ったときの対処法
- 感じたこと
- 思ったこと
- 直感
を大切にして意思決定をしていいのではないかと思っています。
『未経験』の壁
次に未経験の壁です。
勤めていた時は営業とは無縁の仕事をしていました。
また、事業立上や運営という経験がなく、独立に当たって
『どうしたもんかな…』
と思っていたというのが正直なところです。
しかし、これは勤めているうちに対応するのは不可能だと思います。
なぜなら、
『環境が人を作る』
からです。
営業や事業運営を考える必要がない環境。
つまり、『会社勤め』の状況で独立後のことを具体的に考えて対応策を実行していくのには限界があります。
時間的にも、気持ち的にも。
『何か見つかってから独立すればいい』
というのは『順番が逆』だと思うのです。
- まず独立を決める
- そしてその独立に向かってあれこれ考えて行動する
- 行動する中で軸が明確になってくる
- やっていきたいことの輪郭もはっきりしてくる
そんな風に考えています。
『先に決めて、そこを目掛けて行動していく』
というのが私が好むスタイルです。
『期限を決めずに具体的になってから始める』
というのは、私は好きではないし、できないです。
このブログも独立を決めてから書き出しました。
実際に始めてから、
『工夫のしどころ、ネタの出し方のコツ、書き方の流れ』
など分かってきたことはたくさんあります。
過度に『未経験であること』を恐れないようにしましょう。
『自分』の壁
『本当の敵は自分自身』
というような言葉があります。
独立を決める時の本当の壁は自分になってしまっているかもしれません。
- 周囲の声に流される
- 不安な気持ちに潰される
- 自信が持てない
- やったことがないから一歩をためらう
- 全て自分の責任になるのが怖い
など、色々あります。
それでも、
- やってみたい、
- チャレンジしてみたい、
- 独立しなければならない
- 今やらないと後悔する、
- やらないまま死ねない
そんな風に思えた時が、意思決定をするタイミングだと思っています。
何か響くところがあれば嬉しいです。
ではまた次回。
編集後記
◇日記
会計士業を中心に。
お客様への次年度の業務内容の説明など。
◇ブログネタ経緯
昨日、いろいろなお言葉を頂き。
◇1日1新
とあるウェブクーポン