『妬み』を乗り越える、3つの方法

『あの人はたくさん成果を出していていいなぁ…』
『それに比べて自分は…』
『なんで上手くいかないのか…』

誰しもに『妬みの心』は存在します。
私にもアナタにも。

独立していなければ、同期や近くの他者に。
独立していれば、同業者に。

この感情を乗り越えていきましょう。

※こんな体に憧れる…

目次

そもそも『妬みとは何』か?

妬みとは、『自分にはないモノを羨む感情』。

福沢諭吉の著作で最も有名と言える『学問のすゝめ』においても、
以下のように『妬み(怨望と表現)』について記されています。

  • およそ人間に不徳の筒条多しといえども、その交際に害あるものは怨望より大なるはなし
  • 不善の不善なる者怨望の一ヵ条なり
  • 怨望は働きの陰なるものにて、進んで取ることなく、他の有様によりて我に不平をいだき、
    我を顧みずして他人に多を求め、その不平を満足せしむるの術は、
    我を益するにあらずして他人を損ずる
    にあり。

要するに、妬みは

『百害あって一利なし』

ということです。

『なぜ』妬みを持ちたくないか?

前述のとおり、妬みは『百害あって一利なし』です。
『負の感情』の親玉みたいなもの。

  • 自信がなくなる
  • 人間関係を歪める
  • モチベーションや行動力が下がる

などマイナス影響しかありません。

人を羨んでいる時の自分を想像してみてください。

その状態になりたいでしょうか?
おそらく誰もが首を横に振るはずです。

妬みへの『対象法』

この妬みという感情。
自然と湧いてきてモチベーションを低下させたり、行動を停滞させてきます。
感情である以上、コントロールはできません。

一方で受け入れるための捉え方はあるかなと。

私が大切だと思うことを3つ挙げてみます。

『結果だけ』で比較しない

相手の結果だけ見て比較すると妬みの感情が湧いてきます。
特に、楽して成果を出しているように見える場合。

『自分はこんなに頑張っているのに…』と。
下手すると『失敗してしまえ…!』と思うことさえ有るかもしれません。

しかし『過程がない成果』はありません。

結果だけは見ず、その『過程』を見るようにする。
実際に見る必要はありません。
想像してみましょう。

成果を出すまでの過程を考えることで、妬みは薄まります。

比較は『勝てる部分を見出すため』にやる

『他人と比較する必要なんてないよ!』

という人もいるかもしれません。

ただ現実では比較のオンパレードです。
幼稚園や小学校に入った段階から比較され続ける社会環境の中で、比べないことは難しいもの。

そのため、『比較の目的』を明確にしたいのです。

『優越感、満足感を得るため』

に比較するのではなく、

『自分の強みを知るため』
『お客様に付加価値を出せる部分を明確にするため』

など、自分が勝てる領域を探るために比較していきたいのです。

『傍を楽に』できているか?

他者の問題解決に自分の力を使う、ということです。

  • 成果うんぬんの前に、人のために行動できているか。
  • 自分だけのことを考えていないか。
  • 短期的なことばかりを追いかけていないか。

自分が持っているもの(得意なこと、できること、貢献できる力)を数え、
人の役に立つ行動していれば妬みは自ずと縮小していきます。

以上、参考になれば嬉しいです。

最後に

妬みは0にはなりません。
その心が少し湧いても、自分を嫌にならないように。

『妬みめ、また来やがったな。今度こそ乗り越えてやるぜ!』

くらいのイメージでいましょう。

ではまた次回。

編集後記

◇日記
昨日はオフ。
朝にブログ執筆とシステム思考の学びを。

午前中は次男と公園へ。
長男の捻挫はまだよくならず。
『ポケットモンスター ソード・シールド』のゲームを買って帰宅。

三男はご機嫌ナナメの1日でした。。

◇ブログネタ経緯
割と最近のメモから。
写真はたまたま『数年前の今日』で表示されたので採用。
(2014年…!)

久しぶりに『学問のすゝめ』を読みました。
『天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず』
という有名な言葉。
これは福沢諭吉の考えではなく、一般的にそう言われていることだ、
と書かれているとはあまり知られていないことかもしれません。

◇1日1新
家の近くのゲオでゲーム購入

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