『痩せたい!』
『稼ぎたい!』
『自由に生きたい!』
こうした『やりたい!』という気持ちを持てる自体、素晴らしいことだと思います。
一方で、『やりたくない!』という気持ちも、実はより強力なモチベーションの源泉になります。
そのため、両面の気持ちを持っておきたいものです。

※飲み過ぎたくないので、炭酸水を飲んだり。
なぜ、『やりたくない!』がモチベーションに繋がるか?
“損失の痛み』は『利益の喜び』の2倍も強く感じられる“
心理学者のダニエル・カーネマンとエイモス・トベルスキーの『プロスペクト理論』という研究結果です。
有名な理論なので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
例えば、10万円を得る喜びと、10万円を失う悲しみなら、同じ10万円でも、喜びの感情よりも失ったときに得る失望感の方が勝る、といったイメージです。
この理論を少し拡大して考えると、
『ネガティブ』は『ポジティブ』の2倍も強く人に影響する。
と言えると私は考えています。
そのため、モチベーションを考える時には、『やりたい!=ポジティブ』という点に加え、
『やりたくない!(なりたくない!)=ネガティブ』な要素も加えて、考えてみましょう。
私の『やりたくない』はこんな事
私の現状の『三大やりたくないこと』はこのような感じです。
①体調を崩したくない
体調を崩す時のことを思うと、ぞっとします。
体も心も辛くなりますし、自由に動けなくなると強く感じるからです。
体調を崩してから、健康の有難さを知る。
ということは皆さんあるのではないでしょうか?
崩してから有難さを知っても仕方がない、と私は思っており、だからこそ
- 運動の習慣を作る
- 食事の摂り方を気を付ける(特に糖質)
- 睡眠時間を死守(最低でも6時間以上)
といったことを重視して行動しています。
早朝のランが続いているのは、この気持ちがあるからとも言えます。

②拘束されたくない
他者に『勝手に』拘束されることも、絶対に避けたいと考えています。
自分の自由を奪われると、息苦しくなってしまうからです。
『勝手に』という点がポイントで、『自らの選択』の結果であれば問題ありません。
例えば、子育て。
これは『拘束の連続』とも言えますが、自分が選択した道なので避けたいとは思いません。
一方で、
- 通勤、出社の強制
- 仕事の時間の定め(会社員であれば当たり前ではありますが・・・)
- 行きたくない集まり、飲み会、研修会
などは、勝手に拘束されることに分類され、絶対に避けると決めています。
その観点から独立を選んだ、とも言えます。

③お客様を割り当てられたくない
お客様を割り当てられる、ということは会社員であれば当たり前のことかもしれません。
これも私の『やりたくない!』ことの1つです。
- 自分に(自分が)興味が湧かないお客様
- 相性が悪いお客様
- 感性が嚙み合わないお客様
といったことは十分ありえます。
ここでミスマッチが起きるのは、お互いにとって非効率ですしストレスも溜まるもの。
だからこそ、『まずは、自分自身を知ってもらおう!』と、プロフィールを充実させようという気持ちなどが湧いてきます。

自分の『やりたくない!』を整理してみよう
このように『やりたくない!』という気持ちは、より行動に繋がりやすいもの。
ご自身の『やりたくない!』を、今一度整理してみるのもおすすめです。
- 紙やPCで書き出してみる
- やりたいことを言い換えてみる
- 人の意見を聞いてみる
きっと、より強い気持ちが湧き、行動に繋がると思います。
では、また次回。
編集後記
◇日記
昨日はオフ。雨は降っていたものの朝のランから。
その後ブログ執筆を。
日中は、初めてこどもタマヒメデンという室内遊技場へ。
3歳と1歳の息子は、はしゃいでいましたが、7歳の長男には少し物足りなかったようでした。
◇ブログネタ経緯
昨日の入浴中に思いついたネタ
◇1日1新
こどもタマヒメデン
◇今日の一冊
独立する公認会計士のための税理士実務100の心得