法人だったり、個人事業主で雇用があるとき等は、
給料や、源泉徴収の対象となる報酬・料金などから一定の金額を天引きして、先に納税する必要があります。
原則、毎月の納付が必要ですが、
従業員が10人未満であれば年2回(1月と7月)にできます。
そして銀行や郵便局で払うのもやめましょう。

※隠れた手続き感があります
源泉所得税ってなに?
源泉所得税とは、「源泉徴収制度によって、給与や報酬などの支払時にあらかじめ差し引かれる所得税」のことです。
詳細は、会計事務所の記事で触れています。

ざっくり言えば、
「国が、所得税を早く・確実に・取りっぱぐれなく集めるため」
に戦前に制度設計された思想がそのまま残っている制度です。
所得税を広く取る必要がある
↓
でも、全員に申告・納税させると大変
↓
給与などは支払者が把握している
↓
だったら、会社が給与支払時に天引きして国に納めればよい
↓
源泉徴収制度へ
当初は給与が対象でしたが、支払者(会社など)が把握している報酬なども対象にした方が効率がいい、ということで
士業への報酬なども対象になっています。
徴収して納める側(会社など)からすれば、
事務負担が増すなぁとも思いますが。
ひとり法人なら除外、みたいな例外があればいいのですが、
残念ながらそのような制度はないため、ルールの中で効率化をしていきましょう。
年2回の特例を使う
原則として、源泉所得税は毎月納める必要があります。
しかし、毎月納めるのは意外と手間がかかるもの。
従業員が10人未満であれば年2回(1月と7月)の特例の申請をしておくことがおすすめです。
この手続きはオンラインで可能です。
(以下、ひとり法人向けに解説します)
なお、「マイナンバーカード」と「カードを読み取れるスマホ」を準備しておきましょう。
法人の手続きなら、法人代表者のマイナンバーカードがあれば電子署名できます。
①e-Taxのアカウントを取得
まずはここでe-Taxのアカウントを取得します。
必要事項を入力していけばOKです。

②e-Tax(web)
次にe-Tax(Web)にログインし、「申請・納付手続きを行う」をクリックします。

すると、少しUIが古めのサイトに切り替わります。
新規作成の「操作に進む」をクリックします。

次が分かりづらいのですが、
「法人設立及び異動手続きの申請・届出を行う」を選択します。

法人の共通情報を入力して次に進むと、
ようやく「源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請」が出てきます。

「作成」を押下すると、申請書のひな型が表示されるので、必要事項を記入して「作成完了」とクリックします。

作成枚数を確認して、「次へ」を押します。

入力内容の確認等を行い、最後電子署名の付与を行って申請すれば完了です。
※ここでマイナンバーカードと読み取れるスマホ(もしくはカードリーダー)が必要です
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以下の3ステップです。
- e-Taxの開始届
- 源泉所得税のデータの作成と送信
- 納付(クレジットカードかネットバンク)
記事が長くなりそうなので、次回に詳細を執筆します。
まとめ
本記事の要点です。
- 源泉所得税は、ひとり法人や小規模な会社であっても、給与や報酬の支払いがあれば避けて通れない手続き
- 毎月銀行や郵便局に行って納付する必要はない
- 従業員が10人未満の場合「源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請」を出せば年2回の納付にできる。
- e-Taxを使えば申請もオンラインで、納付もネットバンクやクレジットカードで対応可能
(これは次回の記事で)
▼続編を執筆しました。
源泉所得税そのものをなくすことはできませんが、
手続きの回数や移動の手間は減らせます。
使える制度やオンライン手続きで、出来る限り負担を軽減しておきましょう。
では、また次回。
編集後記
◇日記
昨日は法人のお客様の税理士業をみっちりと。
◇ブログネタ経緯
経理ネタを書きたいと思い。
◇1日1新
Notion共有
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