独立で考える『3C分析』~競合編~

昨日に引き続き
『3C(顧客-customer、競合-competitor、自社-company)』
の中の『競合』について考えてみたいと思います。

※この本も参考に

目次

ライバルはどこなのか?

『カテゴリ』の視点で2つに分けてが考えてみます。

カテゴリ『内』(会計、税務業界)

『規模』の観点から整理すると、

  • 大手監査法人
  • 大手税理士法人
  • 中小監査法人/中小会計事務所
  • 中小/税理士法人
  • ひとり会計士/税理士

となります。

『業務』の観点からでは、

  • 監査
    • 大中小の監査法人/会計士
  • 税務
    • 大中小の会計事務所、ひとり会計士/税理士
  • コンサル(IPO、経理、申告)
    • 大中小の会計事務所、ひとり会計士/税理士

などかなと。

監査法人とのバッティングは少ないですが、
大中小の会計事務所系との戦いはそれなりに出てきそうです。

カテゴリ『外』(会計、税務以外)

会計、税務以外の仕事も取り組んでいきます。

具体的には、『営業』『効率化』『独立支援』『セミナー業』『出版業』といったもの。

すべての競合を考えていたらキリがないのですが、

『公認会計士』『税理士』自身が上記を行っている人はどれだけいるか?

がポイントかなと。

基本的には会計・税務業務に追われているので、これ以外の柱を立てていくことが重要ではないかと思っています。

ライバルたちの強みと弱みは何か?

では次にライバルたちの強みと弱みを考えてみます。

ざっと表形式でまとめると、こんな感じかなと。

ライバル視点強み弱み
組織(大手・中小)お客様・知名度
・大きな案件も任せられる
・なんとなく安心
・場当たり的な対応の可能性
 (有資格者が限られる)
・担当者を選べない
 (担当者もお客様を選べない)
・料金が高い
 (不明瞭なこともおおい)
自社・人員数
・知識の蓄積
・規模の経済
・ローテーション組める
・やりたい仕事を選べない
 =モチベーションの低下
・業務量のコントロール不可
・長時間労働
ひとりお客様・必ず本人が担当する
 =担当者を選べる
・料金が事前に分かる
 (公開していれば)
・場当たり的対応がない
 (仕事量をコントロールできている人に限る)
・知名度がない
・仕事量に限界がある
・人柄が分からないと依頼しづらい
自社・やりたい仕事を選べる
・業務量をコントロールできる
 =仕事とプライベートの両立可能
・自由がある
・リスクは会社勤めより大きい
(自由の裏返し)
・やりたい仕事を選べるまでには一定の努力、時間が必要
・他の人に任せることはできない
 (任せたいか、はまた別の話)
・できる案件の大きさには限りがある

組織とは正直そこまでライバルとなり得ない気はします。

組織は『低単価×大量』のケースがほとんどですので。

一方で『ひとり』については自分の強みを明確にしていかないとなかなか選ばれないなーと。

そのためには、ライバルの分析をして、『自分が勝てるポイント』を探すことが重要です。

最後は顧客視点が大事

競合分析をしていると『相手と自分の差』に目が行きがちになります。

しかし、本当に大切なことは、

『お客様が本当に求めているものは何なのか?』

です。

競合と比べ自分の優位性が分かったとしても、お客様がそれを求めているかは別の話です。

『お客様の役に立つものか?』

という視点が常に忘れないでおきましょう。

ではまた次回。

編集後記

◇日記
AM
・長男、三男は妻と病院へ(長男の捻挫)
・次男はパパと遠めの公園へ

PM
・基本的にのんびりと過ごしました。

◇ブログネタ経緯
昨日に引き続き3Cでの考え事を書いてみました。

◇1日1新
・ダンスダンスダンスール30巻
・自転車でアンパンマンの公園まで

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