『また予定が、勝手に埋まっていく…』
『仕事が忙しくて、家族と過ごす時間が全くない…』
『これは本当に自分が関与すべきこと…?』
これらのセリフは、人生で私が避けたいことを象徴しています。
ただし、
『予定が埋まって、充実してるぜ!』
『家族といるより、仕事が楽しい!』
『やることがあれば、嬉しい!』
という人もいると思いますので、すべての人に当てはまるとも思っていません。
自分が『人生で陥りたくない状態』を整理しておくことは重要です。
『気付かない』もしくは『気付いているけど、軌道修正できない』まま、
望まない方向に向かってしまうこともあるからです。
※過密で多忙なイメージ
避けたいこと①:予定を勝手に埋め尽くされる
仕事の量が多ければ、ドンドン予定は埋まっていきます。
それも、自分の意思とは関係なく。
昔、上司の日程調整の際に、『余白のなさ』に驚いたことがあります。
まったく予定が空いておらず、1か月先まで埋まっているのです。
自分で予定を決めているならまだしも、そのほとんどは他者から入れられたもの。
予定が埋まっていれば、必要とされていると感じますし、なんとなく安心感もあります。
しかし、これが『余裕』を奪うと思うのです。
事実、私もそのような時期がありました。
日中は会議で埋め尽くされ、自分の手が動かせるのは夜になってから。
若いうちはこのサイクルでも回していけますが、これが20~30年続くのはキツイなと。
ましてや、人に勝手に埋められていくのは。。
そのため、自分の予定は『自分が主導権を持つ』と決めています。
(お客様の意向を聞かない、というわけではないです)
避けたいこと②:家族と過ごせない
『望まない働き方』と『現在』の比較
- 8:00に自宅を出発、通勤を経て事務所かお客様の会社へ。
- 21:00~22:00に終業、帰宅
- 24:00に就寝
コロナ前の私です。
よくやっていたなと。
当時は長男が1~2歳で、平日に顔が見れるのは朝だけ。
日中は妻がひとりで育児を行い、疲弊している。
このような生活はもうしたくない、と考えています。
今は自宅で仕事をしていますし、通勤もないので、家族との時間はたっぷりあります。
会社員のままでは、このような生活はなかなか難しいものです。
自由に『時間の使い方』を選択できるのは、独立した人の特権かなと。
(もしくは、すごく緩めの会社に勤めるかどうか。ないかな。)
笑えない子どものセリフ
少し前に、会社の先輩から『笑えるようで、笑えない話』を聞いたことがありました。
その人は非常に優秀な方で、朝から夜までガッツリ働くタイプでした。
とある朝、家を出発しようとした時に、子どもからかけられた言葉が衝撃的で、
『また遊びに来てね~!』
と言われたとのこと。
家族との過ごし方が象徴されるセリフだなと。
この辺りの考え方は人それぞれです。
私はどちらかと言うと、
『早く帰ってきてね~!』
と言われたいです。
家族と過ごす時間は、取り戻すことはできません。
なおさら、特に幼少期の子どもとは。
避けたいこと③:宮本さんにお願いしたい、がない
社会人になった当初、
『この仕事は、ぜひ宮本さんにお願いしたい!』
と言われるようになりたいと思っていました。
会社に勤めて10年超で、今はどうか?
ある意味、言われているような気もしますし、そうでない気も。
要するに、『曖昧』ということです。
会社員の場合、自分が積極的にお客様を選べることはまずない環境でしたし、
お客様も私のいた会社を選んでも、その担当まで自由に選べるわけではなく。
間接的な選ばれ方になるなーと。
また、
- いつ、どの担当になるか分からない。
- やりたくない案件に採用されるかもしれない。
- 関わりたくない人と無理して付き合う必要も出てくるかもしれない。
そんなの仕事をしていれば当たり前だろ!
とお叱りの声もあるかもしれません。
しかし、この環境をこれから30年超の間、耐え続けるのは望んでいません。
本当に望むお客様の役に立てるように仕事をしていきたい、というのが本音です。
選ぶ、選ばれるも直接的であることが、独立を選んだ理由の1つでもあります。
以上、人生で避けたいことを3つ書いてみました。
言語化していくと、軸がブレなくなりますので、ぜひ自分の人生で望まないことを整理してみて頂ければと思います。
では、また次回。
編集後記
◇日記
昨日は、ブログ執筆のみ済ませてオフ。
家族とショッピングモールにいったり、帰ってきてからはゲームをしたり
まったりと。
◇ブログネタ経緯
昨日の入浴中に思いついたネタ。
◇1日1新
カラマーゾフの兄弟(冒頭のみ)
◇今日の一冊
論理トレーニング問42