『逃げたい…』
『これは無理だ…』
『でも、これは死守したい』
生きていれば、『何かから逃げたくなる』ことは多く出てきます。
私自身、意識的・無意識的に関わらず逃げてきたことはたくさんあります。
逃げること、逃げたくないこと、その軸を改めて考えてみたいなと思います。
※恐竜が来たらさすがに逃げるかな…
『逃げる』方針
私が逃げると決めていることを挙げてみます。
- 苦手なお客様
- 単純・単調な事務作業
- 単価の低い仕事
- 苦手な、嫌な人間関係(電話大好きな人とか)
- やりたいと思えない仕事
こういったものからは、逃げると決めています。
また、私が過去で逃げてきたことを3つ挙げてみます。
- パワハラ的な上司
- 部活の合宿の追い込み(踏ん張れなかった)
- 小学生の時の学習発表会(熱が出て出れなかった)
『パワハラ上司』からは積極的に逃げました。心身の危険を感じたので。これは正解だったと思います。
『部活の合宿』は、後悔しているところ。この逃げは良くなかったと思っています。最後の最後、自分を信じ切ることが難しくなったからです。
『学習発表会』。出たくないなーと思っていたら熱が出て結果的に逃げることに。不可抗力ではありましたが、逃げ癖に繋がっていないか心配なところでした。
このように些細なことから、それなりに大きいことまで。
挙げればキリはありません。
逃げると言うと後ろ向きに聞こえるかもしれませんが、立ち向かって行って全滅してしまえば元も子もないかなと。
ただ、『逃げること』を決めたら、『逃げないこと』も決めましょう。
『逃げない』と決めていること
私が逃げたくないものは、
- 自分との約束
- 習慣
- なりたい姿
- 家族、子育て
- お金と時間のバランス
- 好きなお客様
- ここが踏ん張り時と思えること
こういったものからは、『逃げない』と決めています。
なぜか?
これらが『自信』や『信頼』、『自分の居場所』に繋がると考えているからです。
例えば、『自分との約束』
もちろん、自分以外の人との約束も守らなければならないですが、特に『自分との約束』を破るとどうなるか?
『自分を裏切ってしまった…』
『どうせ自分なんて』
『自分なんてダメだ…』
このような思いが湧くようになり、自分を信頼できなくなります。
だからこそ、『自分との約束からは逃げない』と決めています。
また、『家族や子育て』。
ひと昔前であれば、仕事を理由に家族関係が後手に回ることはよくあったかもしれません。
しかし、私はそうしたくないのです。
家族とは良好な関係を気付いておきたいですし、その中で自分が必要とされる存在でありたいからです。
『居場所』がないというのは、家族関係だけに限らず辛いことです。
自分が必要とされるように立ち振る舞うことも重要かなと。
このように『逃げない』ことを決めておくことで、自分の軸が出来てきます。
『選択』が自分を作っていく
自分なりに決めて乗り越えてきたことが、自分の信念や信条、方針というものを作っていきます。
- 今の家族との関係があるのは、家族や子育てから逃げずに真摯に向き合ってきたから。
- それなりに自信を持って仕事と向き合えているのは、学び続けるという自分との約束・習慣から逃げなかったから
そしてこれからは、こうなりたいという姿が見えたので、その姿を目指していくということからは逃げたくないなと考えています。
今の自分は、過去の『逃げる・逃げなかった』という選択の結果、今があります。
当たり前のことですけど。
- あの時、逃げなかったから自信がついた。
- 大変なことが他にあってもやってこれた。
- あの時、逃げたからこそ心身を壊さずに今にたどり着けた。
『逃げたもん勝ち』という言葉があります。
能動的に決めた『逃げる』はありかなと。
もちろん、人に迷惑をかけたり、人の邪魔になってはいけないとは思いますけど。
逃げること、逃げないこと、実はその境目は曖昧かもしれません。
自分なりの軸、考え、信念というものを持って、逃げる、逃げないの選択をしていきましょう。
ではまた次回。
編集後記
◇日記
早朝ラン&ブログ執筆。
午前中にお客様に関する打ち合わせを。
午後は独立関係の手続きを。
◇ブログネタ経緯
早朝ランで浮かんだネタ
◇1日1新
仕事の現場でサッと使えるデザイン教科書
◇今日の一冊
言志四録(続き)