『なかなか良いアイデアが出てこない…』
『時間がかかるなぁ…』
『待っているのに、早くしてよ…』
何かを待ち焦がれている時、こんなセリフが出て来そうです。
そんなアナタは、もしかすると鍋を見つめ続けてしまっているのかも。
※初めて買ったのは大学生の時。
『見つめる鍋は煮えない』はどんな意味?
『見つめる鍋は煮えない』
は西洋の諺(ことわざ)です。
英語では
『A watched pot never boils.』
と言われます。
この言葉、様々な状況に当てはまるものです。
- 良いアイデアが出てこない時
- アプリのインストールに時間がかかっている時
- 子どもの準備にジレったさを感じている時
- 欲しいものを注文し、なかなか届かない時
など。
共通するのは『待つことに焦りを感じている』ということです。
『なぜ』この本質が重要か?
『見つめる鍋は煮えない』
この言葉が教えてくれることは
『寝かせる』『いったん離れる』ことの大切さです。
これは効率的に動けることにも繋がります。
何かをジッと待っているのではなく、動きながら考えることができようになるので。
この流れを下図で書いてみました。
最重要は①です。
まずは、『見つめてしまっていること』に気付くことから。
気付いてしまえば後はどうにでもなります。
具体的には、
⓪良いアイデアが出てこない
①見つめているコトに気付く
②机から離れる、散歩に行く、気分転換する
③自然とアイデアが思いつく
④再び離れる/忘れる(熟成させる)
③’アイデアを深める案を思いつく
(以下、③④の繰り返し)
といった形。
この本質を『どう活かす』?
上手くいかない時は、まず『離れる』。
固執しないで、別の場所に移動する、違うことをする、休憩する。
そんな形で活かして頂ければ。
独立後の事業アイデアも同じです。
寝かせることなく実行するのは危険なもの。
思いついたものはネタ帳にメモして、いったん忘れましょう。
どこかで花開く時が来るはずです。
(このブログのネタも色々熟成中のものがあります。)
ではまた次回。
編集後記
◇日記
とある案件の検討に集中。
今日も引き続き対応する予定。
◇ブログネタ経緯
『思考の整理学』著者の外山滋比古さんの『知的な老い方』を購入した際に書こうと思ったもの。
◇1日1新
こんにゃくゼリー梅味