事業をしていると、「業務が完了してから支払い」というケースは少なくありません。
しかし私は、「先にお支払いいただいてからサービスを提供する」形を基本にしています。
前受けでいただく方が、自分にもお客様にもメリットがあると感じているからです。
もちろん取引内容にもよりますが、すべて後払いにするのではなく、
一部の仕事から前受けを取り入れてみるのもよいと思うのです。

自分もよし
前受けで仕事を始めると、良いことがあります。
①資金繰りが改善
当たり前とも言えますが、資金繰りが改善します。
「入金が待ち遠しい…」と思いながら過ごす日々からは離れることができます。
そしてサービス提供をしたのに、お支払いいただけない。
といったいわゆる「踏み倒し」のような最悪のケースも避けやすくなります。
②不安が減る=仕事に集中できる
こういったリスクから解放されるため、不安が減ります。
不安が減ると仕事に集中できます。
サービス提供後の支払いのことを考えながら仕事をするのは、地味にストレスです。
③債権管理が減る=経理がシンプルになる
前受けにすると請求の順番が入れ替わるだけではありますが、
債権の管理の手間はグッと減ります。
- ①契約→②サービス提供→③売上計上→④請求・入金→⑤債権消込
が一般的な流れかと思いますが、これが
- ①契約→②請求・入金→③前受金として管理→④サービス提供→⑤売上計上
となります。
要するに、入金待ちの債権管理や入金消込の手間が減るということです。
取引数が多くなってくると、債権の管理も大変です。
いつに請求して、いつが期限で、超過している取引先には催促して…と。
もちろん前受けでも「どこまでサービス提供が終わっているか」といった前受金管理が重要ですが、
債権管理より手間はかかりません。
なぜなら、入金待ちや催促といった「お金に関するやり取り」が発生しにくいからです。
経理はシンプルにするに越したことはありません。
この観点からも前受けのメリットを感じます。
お客様もよし
前受けにすると「お客様に申し訳ない…」と感じるかもしれません。
しかし、意外と前受けにした方がシンプルな関係になり、
お客様にとっても良いと感じることがあります。
毎月請求されるより、最初に一括で支払った方がスッキリするということもありますから。
そして金額の大小を問わず、支払いのストレスは少なからず感じるものです。
だからその回数はできるだけ減らした方がいいかなと。
また、1年程度の長期契約であれば、「一括払いなら5%オフ」のように、
お客様にもメリットがある形にすることも考えられます。
(私も目下検討中)
例えば1年間で60万円の契約があったとして、
- 毎月5万円を請求される(12回手続き必要、合計60万円)
- 最初に3万円の割引を受けて57万円支払う
のどちらがいいかといった話です。
サービス内容が変わらず安くなるなら最初に一括で支払いたい
このように感じるお客様もいるかなと。
世間もよし
このように自分にもお客様にもメリットがあるのが前受けだと思います。
もちろん導入するには一定のハードルはありますが。
そして、自分もお客様も納得した形で仕事ができれば、余計なストレスが減ります。
ストレスが減ると、周囲の人との接し方も変わってきます。
余裕がある時/ない時を比較するとイメージしやすいのではないでしょうか。
余裕がないと、余計なことを言ったり不必要な言動が出やすく、周りへの悪影響があるかなと。
余裕があれば、こういったことを減らせます。
その結果、巡り巡って世間全体にも好循環が生まれるのではないかなと思うのです。
(一人ひとりの影響は微々たるものかもしれませんが)
まとめ
前受けは、自分の資金繰りを守るためだけのものではありません。
入金待ちの不安が減れば、仕事に集中しやすくなります。
お客様にとっても、支払いの手間が減ったり、一括払いによる割引を受けられたりするメリットがあります。
もちろん、すべての仕事を前受けにできるわけではありません。
ただ、後払いが当たり前になっている仕事の中にも、前受けにできるものはあるかなと。
まずは一部のサービスから、前受けの形を検討してみてはいかがでしょうか。
では、また次回。
編集後記
◇日記
昨日はオフ。午前中は家族で公園へ。
午後は長男の空手練習会へ。
次男が車中で寝てしまったので、車で見守り隊に。
その間に事務所サービスメニューの更新を。
◇ブログネタ経緯
前受けで仕事をすることについて、自分・お客様・世間の三方よしで整理してみました。
◇1日1新
ソフト99(SOFT99) フクピカ ワックス