『自由に生きたい…』
『そのために、お金が欲しい…』
『宝くじでも買うか…』
この思考回路は危険です。
お金があれば自由になれるか?
直観的に『お金だけではダメでしょ』と感じる方も多いかもしれません。
では、お金以外にはどうすればいいか?
今日は、この点について考えてみたいと思います。
※『自由』研究のピーマン
『お金がない状況』を想像してみる
お金がない状況を考えると、『選択権』と『心の安定』がなくなるかなと。
そのため、自由を得るために、最低限のお金は必須になると考えています。
①選択に制約がかかる
お金がなければ、
- 選択ができない
- 選択に厳しい制約
といった状況になります。
どういうことか?
例えば、スーパーに行った時。
買いたい材料を財布を気にせず買えるかどうか?
予算が1,000円しかないのに、『800円のお刺身』と『600円のお肉』は同時に買えません。
また、Amazonで気軽に欲しいものをポチっとすることも躊躇することもあるでしょう。
さらに、請けたくない仕事を請けざるを得なくなるかもしれません。
このような場合、ここで『選択コスト』が発生するのです。
『心の葛藤』と言い換えることもできるものです。
人は、意思決定に相当のエネルギーを使います。
細かいことでも選択を続けていると、それだけで疲弊するものです。
これが積み重なると、本当に大事な選択の場面で頭が働かないこともありえるでしょう。
一定のお金があれば、このような状況を回避できると言えるのです。
②安心感を失う
『お金は使ってなんぼ』
という類の言葉があります。
要するに
- 『貯めていても仕方ない』
- 『使わないと意味がない』
といった考え方です。
しかし、『お金を貯めておくこと自体』にも、一定の価値はあると思うのです。
いま、手元に
- 1万円しかない
- 100万円ある
状況を想定してみると、『安心感』はだいぶ異なるかなと。
上記は極端なケースかもしれませんが、『使うだけがお金の価値ではない』かなと思います。
安心感の観点からも、お金がないと困ってしまうわけですね。
『お金だけ』あればいいのか?
①心の観点から
『同情するなら、金をくれ』
という有名なセリフがあります。
お金がないと、同情よりもお金が優先されることを象徴する言葉と感じます。
一方で、お金がある時に、同情は欲しくなるのか?
お金で同情は買えるのか?
同情には『憐れみ』といったイメージが付きまとうので、
言葉を変えて『共感』で考えてみます。
私の考えは『共感』はお金では買えないという立場です。
お金に共感するのではなく、その人の『人となり』や『人柄』に惹かれて共感するようになると思うからです。
人に共感される、信頼されるといった点は、自由にも大きく関わる点だと思います。
共感され、信頼されているからこそ、自由に振る舞えるようになると思うからです。
共感や信頼がない状態では、委縮したり人の目を過度に気にしてしまうこともあると思うのです。
共感や信頼は、お金だけでは買えないものです。
②体の観点から
習慣や行動力といったものも、お金だけでは買えないものです。
日々の鍛錬が必要になります。
お金があれば多少楽にできることもあるでしょう。
しかし、最後は自分の力しだいかなと。
自分がどうありたいか?を考え、実践することはお金では買えないのです。

『稼ぐ力』と『守る力』を身に付ける
稼ぐ力とは、『他者の役に立ち、お金を得る力』です。
守る力とは、『お金の流れを整理し、状況を把握する力』です。
この2つを身に付ければ、『お金がない状況』には陥らないでしょう。
また、稼ぐ力があれば、人からの共感や信頼は自ずと得られるものです。
(順序が逆で、共感や信頼を得られるから、稼げるようになる、ということもあるでしょう)
いずれにしても、『お金だけ』に固執せず、もっと広い視野を持って生きていきたいもの。
稼ぐ、守るについては、別の機会に詳細を書ければと思います。
今日はこんなところで。
では、また次回。
編集後記
◇日記
昨日は、次男の体調不良に伴い早朝のラン&ブログ執筆は休止。
落ち着いてからブログは書きました。
日中は、お客様への挨拶と日本橋で打ち合わせ等を。
◇ブログネタ経緯
早朝ラン中に浮かんだネタ。
◇1日1新
WordPress PHP入門
◇今日の一冊
相続税のすべて