『慣れてきたし、距離を伸ばそうかな。』
『でも、時間を縮めた方が良いかな。』
『どっちが効果的なんだろう。』
ランニングを続けていると、『距離』と『時間』の関係が徐々に気になってくるものです。
『のんびり長く走る』という考え方もありますし、
『距離を一定にして、より短いタイムを目指す』といった取り組み方もあります。
もちろん、『長い距離を早く』といったこともあり得ます。
今日は『ランニングにおける効果』と、『独立における成果』の関係を整理してみたいと思います。
※スピード重視のイメージ
『ランニング』における効果の式
効果=距離÷時間
この式に当てはめると、距離は長いほどよく、時間は短いほど効果が高くなります。
しかし、距離を長くすればするほど、時間もそれに比例して長くなっていきがちです。
限られた時間の中で必要な効果を得るのであれば、距離を一定にして、その中で時間を短くしていくといった方向に進むのが良いというのが、私の考えです。
効果があるとは言っても、距離を無制限に伸ばしてしまうと、有限な時間が削られてしまいます。
自分にあった距離とバランスを見極め、目的に応じて調整することが重要です。
私の場合、『頭を空っぽにして、アイデアが浮かぶような状態にしたい』という目的もありますので、あまり早く走り続けると思考の余地がなくなってしまいます。
距離もほどほどに、時間としても思考の隙間ができるくらいのスピード感でやるのが自分に合っているなと。
※参考までに、朝に走る距離と時間の目安です
- 走る距離:5km
- 時間/km:5:30
『独立』における成果の式
では、同じように『独立における成果の式』を考えてみます。
成果=売上高(お客様の数×単価)÷時間
成果を上げていく戦略としては、
- お客様の数を多くして低単価で幅広く打っていく
- お客様の数を絞って単価を高くして限定して展開する
といったことが考えられます。
もちろん、『お客様の数を多く、単価も高く』というのが理想ですが、両者はトレードオフの関係にあるので、両方高くというのは難しいでしょう。
それぞれの要素でポイントとなるのは、
- お客様の数を増やすと、比例して時間も増える
- 単価は高くしても、時間は増えない
といった関係がある点です。
『ひとり』でやるなら、どう考えるか?
上にあげた2つの式は、要するに『質』と『量』の関係にあります。
あなたが一人で独立して事業を行っていきたいと考えているのであれば、『量』の観点は避けていく必要があります。
一人でやる以上、お客様の数を膨大に抱えるのは不可能ですし、低単価で多くの人に届けるという戦略はすぐに限界が来てしまいます。
そのため、
- お客様の数を絞る
- 作業範囲を絞る
- 1対多数で提供するサービスを作る
このような戦略が必要になるのではないでしょうか。
お客様の数を絞るのであれば、
- 単価をきちんとあげる
- 記帳代行しないなどの作業範囲をしっかりと定める
- お客様の数が増えても時間が変わらないメニューを作る
(セミナーや動画販売、出版など)
このような工夫をして行きましょう。
では、また次回。
編集後記
◇日記
ホームページ更新、メニューの値付け。
会計士業も。
◇ブログネタ経緯
今朝のラン中に思い浮かんだもの。
◇1日1新
会社設立手続
◇今日の一冊
論理トレーニング(続き)