昔からネクタイが苦手です。
ネクタイに限らず、首が締まるような服もダメで。。
(タートルネックとか論外です)
幼少期から変わらず、今も締め付けられるような服装はちょっと。。
※幼稚園児にもネクタイ
ネクタイの『歴史』
とはいえ、歴史を知ることは重要。
ネクタイの歴史を紐解くと、なんと『紀元前』からそのルーツがある模様。
以下、まとめてみました。
ネクタイの役割は、
- 自分がどんな人間が他者に教える(布の種類等で)
- 兵士の安全の祈り(妻や恋人が布を贈る)
- 伝統や格式を表すアイテム
といったものかなと。
古代~中世
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紀元前1737年:古代エジプトで、ファラオがヨセフに金の首飾りを授与。首元の装飾が権威の象徴として用いられた記録がある。
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紀元前221年:中国・秦の始皇帝の兵馬俑に、兵士が首に布を巻いている姿が見られる。これは軍の従属や身分を示す装飾と考えられている。
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2世紀頃:ローマ帝国の兵士が防寒や喉の保護のために「フォーカル」と呼ばれる布を首に巻いていた。
16~17世紀:クラバットの誕生
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16世紀後半:イングランドやフランスで、首元に「ラフ」と呼ばれる襟型の装飾が流行。
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1618~1648年:三十年戦争中、クロアチア兵が首に巻いた布がフランスで注目され、「クラバット(cravate)」として流行。
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1660年:イングランド王チャールズ2世がフランスからクラバットのスタイルを持ち帰り、イギリスでも広まる。
18~19世紀:ネクタイの進化
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1692年:フランス軍がスティンカークの戦いでクラバットを無造作に巻いたスタイルが「スティンカーク巻き」として流行。
20世紀:ネクタイの多様化
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1920年代:アメリカでネクタイがビジネススタイルの定番となり、さまざまな結び方やデザインが登場。
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1950年代:細身のネクタイが流行し、シンプルで洗練されたスタイルが好まれる。
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1970年代:幅広でカラフルなネクタイがファッションの主流となる。
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1990年代:ネクタイの売上がピークを迎えるが、カジュアル化の波により徐々に減少。
ネクタイは『効率的』か?
現代人で上記のような歴史、背景を理解してネクタイを装っている人はどの程度いるのでしょうか。
私見ですが、ネクタイを『環境面』『対人面』『業務面』の観点から眺めてみます。
少し偏った考えもあるかもしれないですが、
- 環境的にも認められる流れ
- ネクタイがないことを気にしない人も多い
- 仕事のやりやすさ
を踏まえると、『日常的にネクタイをつけなくてもいいかな』というのが私の考えです。
もちろん、それが許されない環境があることも理解していますし、
前述のとおり重厚な歴史があることも分かってはいます。
それでも最後は『自分の軸』を持っておきたいのです。
『それでも』ネクタイを締めるのか?
たかがネクタイの話かもしれません。
されど『自分の軸』を持つ話です。
- なんとなくネクタイを付けていませんか?
- 自分の考えをもっていますか?
- 自分の軸を通せていますか?
一事が万事。
様々な面で、自分の考えは整理して持っておきましょう。
独立に当たっては、自分で決めなければならないことが山ほどあります。
意思決定の基準は自分で持っておきましょう。
それが些細なことであっても。
ではまた次回。
編集後記
◇日記
社長向けの監査結果報告などを中心に。
◇ブログネタ経緯
昨日久々にスーツを纏いネクタイを付けて思ったことを。
◇1日1新
本4冊まとめ買い、前向き抱っこひも