『侍になりたい。』
『侍のように生きたい。』
『侍のように強く、たくましく。』
このように思うことが、時々あります。
これは子供時代に『侍』というゲームに没頭した時期があったから。
侍~完全版~ PlayStation 2 the Best
子供の頃にゲームにハマっていた私は、思考回路の中に体験したゲームの内容、背景などが組み込まれているのかもしれません。
今日は、この『侍』というゲームをテーマに記事を書きます。
※懐かしいPS2
『侍』の概要
大枠としては以下のようなもの。
- とある抗争中の町に、ふらりとひとりで現れた侍
- 三つ巴の勢力があり、その争いに巻き込まれ、行動を選択していく
- 2日間の中で、選択の積み重ねに応じたストーリーが展開
1回2~3時間でプレイできるので、前回プレイを踏まえ何度も遊べるゲームになっています。
1つの勢力に肩入れすると、その勢力は一時的に盛り上がります。
しかし、最終的には明治政府に侍とともに叩き潰される運命にあります。
3つの勢力をうまく繋げて政府に立ち向かうも、ほっとくのも自由です。
また、アクションも多彩です。
何十種類もある刀ごと技が決められていて、刀を集めたりそれを強化していくような楽しみ方もあります。
その他にも様々な要素があるのですが、当時のゲームとしては画期的で、何度も繰り返しプレイしていました。
(小学生の時に、なぜこのゲームを買えたかは謎ですが。。)
突き詰めるとテーマは『自由』
『選択肢が多い』というのが、当時の中では特徴的なゲームだったと思います。
- どの勢力に属するか?
- どのような武器を使うか?
- どの時間帯にどの場所に行くか?
- 誰と会うか?
今のオープンワールドほどの自由さはないですが、その先駆けであったかなと。

- 人のためになることをする
- 悪を貫く
- ぶらりひとり旅も
人間としての態度も選べるゲームです。
この中で感じたのは、『悪を貫くのは、しんどい』ということ。
人に恨まれるし、悪事を働いてお金を得ても心がしんどい…
というのは、このゲームで疑似体験をしました。
こういった自由の中には、全て自分で選択ができ、その態度も決めることができる。
そのようなテーマがこのゲームの背景にはあるのかなと考えています。
自由とは、『楽ではない』けど『楽しい』もの
オープンワールドゲームに魅力を強く感じる自分がいました。
メインのストーリーはあるものの、『どれだけ楽しくできるかは自分次第』です。
これが『自由』の意味することの1つだと捉えています。
自分で枠組みを考えて、やりたいこと、取り組みたいことを思考していく。
これは『楽しいけど、楽ではない』と思います。
仕事に置き換えると、
『やるべきことを上司や他者に決めてもらう』方が、考えずに済むので『楽』です。
しかし、そこに『楽しさ』が宿るかどうか。
『楽ではないけど、自分で決めて何かを作っていく』ということは、
間違いなく楽しさも宿るものだと思います。
- 楽に生きるか?
- 楽しく生きるか?
同じ字ではありますが、その意味は大きく違うと思います。
ゲーム1つを取っても、自分の考え方の原点が見つかることもあります。
思い立った時にでも、これまで遊んできたゲームを振り返ってみると、思わぬ自分の根源的な考え方が見つかるかもしれませんね。
では、また次回
編集後記
◇日記
昨日は、早朝ラン&ブログ執筆から。
お客様のところで打ち合わせや挨拶を。
次男は少し体調を崩していましたが、今朝には復活していました。
◇ブログネタ経緯
早朝ランで思い浮かんだネタを昇華。
◇1日1新
Newイヤホン
◇今日の一冊
独学の地図