大人になるにつれて、『やらなければならないこと』がどんどん増えてきます。
家庭でも、仕事でも。
そのような日常に埋もれると、
『自分が何が好きだったのか?』
『何に夢中になっていたのか?』
が分からなくなり、
『仕事しかしてない…』
といった状態に陥ることもありがちです。
このような人生で良いのか、嫌なのか。
私は嫌です。
自分の『好き』を見つける話を考えてみたいと思います。
※子供は興味関心の塊
好きなこと、夢中になれることを『探す理由』
まず、反対から考えてみましょう。
好きなこと、夢中になれないものがない人生。
無味乾燥であることが容易に想像できます。
確かに生きるだけであれば、嫌いなことをやってお金を稼いでも生きてはいけます。
ただ、それで良いのか?
好きなこと、夢中なものを見つけて過ごしていく方が良いと私は思っています。
- 楽しく過ごせる
- 充実感や達成感が持てる
- 楽しいからこそ、成長できる
言わずもがな、かと思いますが、
『言語化』しよう:自転車が好きであることに気付いた話
私はスポーツで使う自転車(クロスバイクやロードバイク)が好きでした。
見た目のカッコよさや、乗り心地等も。
一方で、自動車や電車には興味が薄く、関心が持てませんでした。
この違いを明確に言語化できずにモヤモヤしていたのですが、
先日、クロスバイクに乗ってボーっとしていた時に、ハッと気づいたのです。
自転車は『自由』だから好きなんだ、と。
思えば、当たり前の話かもしれません。
車や電車のスピードには当然敵いません。
しかし、制約(交通ルール、免許、時刻、行ける範囲)は非常に多いもの。
それに比べ、自転車は『自由』です。
気が向くままに移動でき、駐輪も楽。
そして運動にもなり、四季を感じることもできます。
このように好きを『言語化』できると、より一段愛着も深まっていくものです。
※余談ですが、『音楽は自由です』と繰り返しメッセージ届けられている『Lucky Kilimanjaro』が大好きです。
- https://luckykilimanjaro.net/
- Lucky Kilimanjaro – ひとりの夜を抜け [Official Music Video]
- Burning Friday Night
好きや夢中に『気付く方法』
『これだっ!』と一瞬で見つかる場合もあれば、
『これが好きかも?』と徐々に深まっていくケースも多いです。
そのため、長めのスパンで探っていく意識を持ちたいもの。
その前提で、以下のような方法を試してみて頂ければ。
①ボーっとする時間を作る
机にしがみついても見つかるものではありません。
ボーっとする時間を意識的に作りましょう。
散歩も良し、入浴も良し、ランニングも良し。
ただし、ポイントは、
『いったん考えつくしてから、ボーっとすること
です。
単純にボーっとだけするわけではなく、思考と思考の間に余白を入れてあげるイメージを持ちましょう。
②スマホを手放す
アタマの余白を埋めてしまうのがスマホです。
ボーっとしてアタマの整理を進めたいところに、興味関心を強制的に奪っていく装置。
まず、これを手放しましょう。
通知は常に切って、電話も鳴らないように工夫を。
(家族だけは鳴るようにする等もありかなと)
③新しい刺激を受ける
毎日、1つは新しいことをしてみましょう。
その中で好きなことが見つかるかもしれません。
また、散歩をしましょう。
散歩は『五感のうち味覚以外を使う活動』です。
- 視覚:景色が常に変わり刺激を受ける。
- 聴覚:周囲の音で刺激を受ける。変化もしていく。
- 触覚:風を感じたり、温度の体感をする。
- 嗅覚:空気の匂い、自然の匂いを感じる。
このような刺激を受ける中で、アタマの中が整理されることが非常に多いです。
④何でもメモしよう
ふと思ったこと、気付いたことはすぐにメモしましょう。
これを見返すうちに、さまざまなことに気付くことが多いです。
記録は気付きの宝庫です。
メモをする習慣をつけましょう。
以上、『好き』に気付くコツを書いてきました。
何か響くものがあれば、嬉しいです。
ではまた次回。
編集後記
◇日記
久々に仕事のモチベーションが低下気味で、できることを淡々と。
切れていなかった髪を切りに。
◇ブログネタ経緯
自転車が好きな言語化が出来た時にメモ
◇1日1新
書斎にPS4セット(2018年ぶりに箱から出した)