『一体感を感じないんだよなー…』
『自分だけ頑張っている気がする…』
『まとまりがない…』
こんなことに悩んでいないでしょうか?
仕事を進める上で、『団結』や『一体感』は非常に重要な要素です。
成果のみならず達成感や充実等にも影響するものと考えています。
今日は、私が大切にしてきた『ある視点』を共有したいと思います。
※人生のバイブルの1つ『医龍』
『共通の敵を作る』という本質との出会い
団結・一体感の醸成のカギは、一言で言うと
『 共通の敵を作る』
ということです。
この言葉に初めて出会ったのは『医龍』というマンガ。
既存の教授とその座を新たなに狙う准教授の闘争を描いている1面があるのですが、その中で教授がこのようなセリフを吐くのです。
『理想・信念・あるべきを目指すだけでは、人は付いて来ない。』
『僕という共通の敵がいたからこそ、君たちは纏まれたんだ。』
※記憶に寄ってるので、一言一句正確ではありません
この言葉に出会ったのは大学生の頃ですが、衝撃的でした。
当時は社会人経験はありませんでしたが、チームスポーツ(サッカー・アメリカ)を経験していた私はこれほど本質を突いた言葉はないと興奮した記憶があります。
『社会人経験』を経て確信したこと
『共通の敵を作る』
というのは正に本質だったなと。
非常に仕事ができる上司と同じ案件を担当していた時に、こう言っていました。
『チームをまとめるには「共通の敵」を作るんだよ』
と。
この言葉を耳にした時、『私の中で医龍で学んだこと』と『経験豊富な上司が言っていたこと』が一本の線で繋がりました。
以後、
- チームをまとめる時
- お客様と一体感を持つ時
- 子育てでも(編集後記を参照)
といった場で、何度もこの本質を活用をしてきました。
ある意味、『悪者を作る』ということです。
上司/クライアント/システム/国など、様々なケースが想定されます。
『敵』という言葉が強烈であれば、『共通の目標』『共通の目的』と言い換えても良いと思います。
この本質を『どう活用』していくか?
では、あなたにとっての『共通の敵』は何でしょうか?
- チーム運営をされている方であれば、『攻略したい先・相手』を考えてみる。
- 企業に勤める人であれば、『上司・部長・社長等』になるかもしれません。
- ひとりで仕事をされている方であれば、『お客様の問題』そのものが敵かもしれません。
- 連携されているパートナーがいれば、また別の目線も出てくるでしょう。
捉え方は人それぞれになりますが、『同じ目的を持つ』『同じ目線を持つ』ようにコミュニケーションを図っていくことが重要かなと。
ぜひ自身の場で活用できないか思考整理してみて頂ければと思います。
ではまた次回。
編集後記
◇日記
昨日は終日雨。
足立の花火、やるかと思ったのですが中止になってしまいましたね。。
2年連続中止なので、来年こそは開催できるよう願っています。
◇ブログネタ経緯
長男と次男が上手く遊べていなかった時、私が『共通の敵』となって戦いごっこをすることで2人は完全に団結をしていました。
パンチ、キックを食らってパパは痛かったですが。。
◇1日1新
竜送りのイサギ