『こんなはずじゃなかった…』
『せっかく予定していたのに…』
『これは想定外…』
『思いもしなかったこと』が生じたり、『想定していなかった事象』が発生することは、生きていればそれなりにあるものです。
しかし、全く想定していなければ『想定内』も『想定外』もありません。
事前に『リスク=壁』と『対処法』を考えておくことで、想定外の事が起きても冷静に対処可能に。
今日はそんな話を書いてみます。
※壁
父の日前日の『体調異変』という壁
今日は父の日。
長男の友達が自宅に遊びに来るということもあり、私1人で外に出かけてきて良いといった話を妻からされていました。
(非常に稀かつ有難い話で、子供が生まれると、なかなか1人で出かける時間というのはありません。特に休日は。)
そのため、何をしようか色々画策をしていましたが、過去の経験からこうも思いました。
『もしかして、急に体調を崩す人が出てくるのではないか…。』
過去にも、
楽しみな予定がある
⇒ 体調不良で予定をキャンセル
という状況がよく起きていたのです。
まさかな…と思いつつ、その可能性も頭の片隅に置いて計画をしていました。
昨日の午前中まではみんな元気でしたし、体調を大きく崩している様子はなかったため、問題ないとは思っていました。
しかし、現実は残酷です。
昨日午後に三男が急に高熱を出し、病院に行ったところRSウイルスに感染しているとの診断が。
そのため、上記の計画は白紙に。
以前は、このように急な予定変更が起こると、
落ち込んだり、落胆したり、場合によっては怒りを感じたりと、
『マイナスの感情』が湧いていました。
そんな自分に嫌気が射したりも。
しかし、事前に想定ができるようになり、ある程度対処ができるようになったなぁと。
今回、確かに残念なことではありますが、子供の体調は最優先です。
事前に想定もしていたことから、ある意味「やっぱりな」みたいな感じもあり、冷静に対応できたと感じています。
『壁』と『対処法』:事前に考える/書く
身近な例でしたが、こういった話は至るところにあると思います。
例えば、
- 仕事で緊急のトラブルが発生する
- 思わぬ遅延が起こる
- OKがもらえると思っていたのにもらえない
- 追加の対応を求められる
- 急な出費がかさむ
挙げればきりがありませんが、できる限り、発生するリスクに対して淡々と対処できるようになりたいもの。
実際にトラブルが起きてしまってからでは、頭は冷静に働きません。
なぜなら、緊急時には人間の能力は著しく制限され、新しいことや広い視野を持って対処することが難しくなってしまうからです。
心理学的にも、緊急時には『普段の習慣』しか実行できないという研究があります。
◇参考書籍
生き残る判断生き残れない行動
そのため、事前にリスクを想定するとともに、
- その対処法も考えておく
- 書いておく
- 習慣にしておく
といったことが重要になってきます。
『独立』も同じ
これは、独立についても同じように考えられます。
例えば、独立後について以下のリスク=壁が考えられます。
・序盤:顧客獲得の壁(営業)
・中盤:業務量の壁(値段と業務量の折り合い)
・常に:人間関係の壁(望まないものを絶つ)
将来起きる障壁を把握した上で、その対処法/打開策を考えておくことが、乗り越えるコツです。
顧客獲得の壁(営業の壁)
- 独立前から発信をする
- 営業の情報を学んでおく
- 同業他社分析をする
- 見込み顧客を見つける
- 相談できる先を見つけておく
業務量の壁(値段と業務量の折り合いをつける)
- 価格競争に巻き込まれない値段設定をする
- メニューを作る
- 自分が来て欲しいお客様を想定する
- 先に自分の予定を入れる
人間関係の壁
- 関わりたくない人々を想定して、その関係は断つ・最低限にする・構築しない
- 家族との関係を良好に保つ
- 関わりたい人を想定する
のようなイメージです。
あなたには、どのような『壁』と『打開策』があるでしょうか?
ではまた次回。
編集後記
◇日記
午前中は長男の小学校で授業参観。楽しそうに過ごしている姿が見れました。
次男は終日ご機嫌ナナメで。。
午後になってから急に三男が高熱に。急いで病院へ向かい診察を。
夜に長男が父の日会を開いてくれました。
プログラムなども作ってくれて、非常に成長を感じるとともに、グッと来ました。
◇ブログネタ経緯
三男が体調を崩してしまって予定変更となったことをもとに。
◇1日1新
・メディティックゴールドスポンジヘッド
・スリッポン