『法人設立後の銀行口座って、どう作るの?』
『何が必要になる?』
『どの銀行がおすすめ?』
法人を設立した後は、銀行口座の開設が必須となります。
PayPay銀行と住信SBIネット銀行の2つに実際に申し込みをしたので、
- 開設までのスピード
- 必要書類
- 手続きの違い
などを比較してみたいと思います。
以下の記事の続編です。

大前提として
法人口座の開設を行うには、法人登記が完了していることが大前提となります。
- 法人登記の申請 ⇒ すぐに銀行口座開設
ではなく、
- 法人登記の申請 ⇒ 登記完了(申請から2週間前後)⇒ 銀行口座開設
のステップとなります。
登記が完了しないと、
- 法人の登記簿謄本が取得できない。
- 法人番号公表サイトへの登録がされない
(口座開設には『法人番号』の記載が必要)
ため、少しソワソワするかもしれませんが、登記完了まで待ってから口座開設手続きを行いましょう。
なぜ、この2つの銀行を対象にしたのか?
まず、メガバンク(三菱UFJ、三井住友、みずほ等)は、そもそも候補に入れていませんでした。
手数料も高いし、口座開設に時間がかかりそうでしたので。
個人の口座としても必要最低限しか使用していません。
(というか、ほぼ使っていない)
そのため、基本軸は『ネット銀行』になります。
また開設口座も『ひとまず1行あれば足りる』と考えていました。
個人事業主としての事業用口座をPayPay銀行にしていたので、
「大差はないし、PayPay銀行で揃えるかー」
と、あまり深く考えずに決めてしまいました。
これが、2週間近くのモヤモヤする日々の始まりでした。
実際にはこうだった
まず、PayPay銀行に関する時系列をまとめてみます。
- 10/1(水):法人登記の申請
- 10/16(木):法人登記の完了、印鑑証明、登記簿謄本の取得、PayPay銀行の申込
- 10/17(金):PayPay銀行 必要書類の郵送(ネットで完結しないという…)
- 10/28(火):具体的な業務内容確認できなかった⇒取引先との契約書出せ、というメール受領
(独立と同時に法人作っているので、そんなものないわい)
条件によるとは思いますが、郵送も必要で、時間も手間もかけたうえに、更に追加資料の提出を求められました…
なかなか開設しないなー、と待ち焦がれていたところにこのメール。
ダメージは大きかったです。
『こりゃダメだ』と、ようやくここで方針転換。
個人口座でも使い勝手がよい、と感じている『住信SBIネット銀行』へ追加で口座開設の申込を行いました。
- 10/28(火):SBIネット銀行へ、口座開設の申込
- 10/28(火):本人確認書類の提出依頼(スマホを使ってオンライン完結、郵送不要)
- 10/30(木)AM:法人番号登録完了
- 10/30(木)PM:口座開設完了
PayPay銀行のやり取りは何だったのか…というくらいのスピード感で口座開設が完了しました。
まとめてみると、

といった形です。
以上、実体験から法人口座の開設手続きをまとめてみました。
運用コストに大きな違いはなく、『迷ったらSBIネット銀行が良い』というのが今回の結論です。
以上、何か参考になる点があれば嬉しいです。
では、また次回。
編集後記
◇日記
昨日はオフ。妻の実家に遊びに。
その前に光が丘公園で遊んでから移動。
◇ブログネタ経緯
続編の執筆をしたいと思い。
◇1日1新
エビスビール 和奏


