抽象化で学びを活かす:インプット⇒スループット⇒アウトプットという考え方

物事を眺める時、『これって同じ構造では?』と気付くことがあります。

類推、抽象化、一般化など、言い方は色々ありますが、
要するに『共通点を見出していく』
ということです。

1つの学び・気付きを他にも当てはめられると、応用の幅が広がります。

今日はそんな『構造に気付く』ことの大切さについて。

※なんとなく抽象的なイメージ

目次

なぜ、『類推、抽象化、一般化』が重要か?

理由はシンプル。
『応用が利くから』です。

一般的に『抽象化は悪』と捉えられる風潮があるように感じます。

『具体的には?』
『抽象すぎて分からない』
『もっと具体的に言ってよ』

確かに1つの事柄を深く理解していくには具体化は必須です。

一方で、そこから得た学び、知見、経験を他に活かすには、抽象化、一般化が必要になります。

例えば『結婚すべきか、しないべきか?』といったテーマがあるとします。
単純に結婚のことだけ(具体的に)捉えるのか、視座を1段上げて(抽象化して)考えるか。

  • 結婚する…固定的、安定的、一定
  • 結婚しない…流動的、変則的、柔軟

のような形で考えると、『固定vs流動』のような構図が見えてきます。

そうすると、このテーマは『持家vs賃貸』『購入vsサブスク』のような話と同じだな、と捉えることもできるかもしれません。

要するに『1を知って10を知る』ことができるのが抽象化が重要となる理由です。

『経理のステップ』についても考えてみる

経理のステップは、

『集める』⇒『記録する』⇒『チェックする』

であると言われています。

これを少し抽象化すると、

『インプット』⇒『スループット』⇒『アウトプット』

と同じだなと。

  • インプット…資料を集める、整理する
  • スループット…記録する、入力する
  • アウトプット…決算書を作る、チェックする

といったイメージで。

『インプット』⇒『スループット』⇒『アウトプット』
の構造であれば、あれもこれもと思い浮かんできます。

実に様々なものが『同じ構造』で整理できることが分かります。

『伝えるつもり』が最強の学習法
でもインプット~アウトプットについて触れています。

『どう鍛錬』していくか?

  • 多少強引でも構わないので、『同じ構造かも?』と当てはめてみる。
  • 『この問題は、あの問題と一緒かも』と『共通点』を探ってみる。
  • 『要するに何なんだ?』と『要約』してみる。

このようなことを繰り返すことで、抽象化していく力が磨けます。

独立後は、自分の事業を考えなければなりません。
何か参考になる事業が見つかった時に、抽象化してエッセンスを抜き出して自分の事業に当てはめていくことも大切になってくるかなと。

ではまた次回。

編集後記

◇日記
AMは妻が美容院へ。
三男のお世話をしつつ仕事も。
(ほとんど寝てましたが)

PMは会計士業の打ち合わせ等。

◇ブログネタ経緯
経理のステップを読んでいて、他にも当てはまるなーと思いネタとして採用。

◇1日1新
・英語タイピング鍛錬
・マチネとソワレ16巻

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次