売上規模、従業員数、お客様の数
こういったものは、大きいほど良いと思われがちです。
「本当にそうか?」
という視点で眺めていこうと思います。

視点を変えると逆になる
どこで目にしたか定かではないですが、
こんな話があります。
「あなたは、足が速い方がいいと思いますか?」
こう聞かれれば、
大抵の人は「はい」と答えます。
「では、目の前に殺人鬼がいて、
『足が速い人から順番に狙われる』としたらどうでしょうか?」
こんな前提が加わると、
「はい」と答える方は、ほとんどいないでしょう。
少し極端な例ですが、
状況や前提、目の向けどころを変えると、
普通なら「良い」と思っていることが、前提次第では「不利」に変わることがあります。
だから、「大きいほどいい」と思われがちなものも、実はそうとは限りません。
大きさの陰で、失っているもの
例えば、売上。
大きければいいと思われがちな代表格だと思います。
ただ、
- 経費がかかりすぎて、薄利
- 手間がかかり過ぎて、時間がない
- 相性がよくないけど、単価は高くて依存している
こういったケースもあります。
たとえば、従業員数。
多いほど儲かっていそうで、カッコイイ感じもしますが、
- 管理コストがかかる
- 人間関係の軋轢が生じやすい
- 分業化しすぎて、やりがいを失う
みたいなこともあるかなぁと。
たとえば、お客様の数。
多いほど良い印象があるかもしれません。
ただ一方で、
- お客様が多すぎて、一人ひとりに向き合えていない
- そもそもお客様の顔が分からない(自分以外が対応)
- 単価が低すぎてジリ貧
こんなこともあり得ます。
要するに、「1つの指標だけで判断」してはいけないかなぁと。
時間、利益、人間関係。
こういったものを考慮せず、
「表面上の量だけ」で測ってはいけない、と思っています。
そして、「その量が自分に合っているか」を考えることも大切です。
己量を知る(量=広さ×深さ)
「自分にとっての適切な量を知る」ということです。
他人の「多さ」を見て、自分も増やさないといけないのか?
といえば、
必ずしもそうではないかなと思います。
※ここでいう「己量(こりょう)」は、私なりにつくった言葉です。
「自分の力量を自分で考える」という意味の「量己(りょうき)」という言葉はあります。
量とは、「広さ」と「深さ」で決まります。
コップの形をイメージしてもらうと分かりやすいのではないでしょうか。
単純化するとこんなイメージです。

人によるかと思いますが、私は気質的には「狭く×深く」が合っていると感じます。

この2軸だけで考えれば、「広い×深い」が理想でしょう。
ただ、ひとりで独立している以上、そこには時間という制約があります。
そして、最初のうちは狭く浅い関係かもしれませんが、
少しずつ深さを掘っていければいいかなぁ、と私は捉えています。
ただし、「広さ×深さ」だけで考えてはいけません。
ここに時間や利益、人間関係といった別の軸を加えると、話は変わってきます。
「広さ」や「深さ」を求めるほど、基本的には時間も必要になります。
人間関係の負荷も増えやすいです。
正解がある話ではないからこそ、「己量」を見極めていきたいと考えています。
まとめ
大きなものに目が行ってしまうことは、
人間であれば誰しもあることかなと思います。
ただ、それが自分に合っているかは別問題です。
一時の気の迷いかもしれませんし、
なんとなく憧れを感じているだけかもしれません。
一度立ち止まって考えてみたいところです。
では、また次回。
編集後記
◇日記
昨日はオフ。
夕方からビーチバレーボールの練習へ長男と。
◇ブログネタ経緯
写真から浮かんだネタを採用。
◇1日1新
次男・三男とベランダでプール遊び