私たちは、意味を深く考えないまま使っている言葉が意外と多いものです。
しかし、その言葉の本当の意味を考えてみたいところです。
言葉の意味に、正解があるわけではありません。
しかし、自分の言葉で整理をしておくと、理解も伝わる力もぐっと高まります。
そのポイントは、「言葉の形をそのまま見ること」です。

※形には意味がある。
なぜ、言葉の形から捉えるのか?
日本語には特にこの傾向が強いですが、
「漢字」には1文字から多くの意味やイメージを想起させる力があります。
たとえば「木」「樹」「林」「森」と並べたときには、
それぞれの字から異なった意味やイメージが湧くのではないでしょうか。
形から、いろいろな意味が読み取れる。
ここをフックにして、思考を深めていきたいと思うのです。
具体例|戦略・独立・会計
ここからは、3つの例を通じて具体的に見てみましょう。
①戦略
まずは、さまざまな解釈のある「戦略」という言葉を考えてみます。
- やらないことを決めること
- 目的を決めること
- 戦う方針を立てること
と、あげればキリがないほど定義がさまざまな言葉です。
これを言葉の文字から考えてみると、
戦いを略すこと=そもそも戦わないで済むように考えること
ということが浮かび上がってきます。
すると、このような問いが次に浮かびます。
- 戦わないで済むようにするには、どうすればいいか?
- 戦わないとは、どういうことか?
- 戦わずに勝っている人の特徴はどういったところにあるか?
定義すると、次の問いが生まれます。
問いが立てられると、問題が少しずつほぐれていきます。
形から考えると、このような効果が得られやすいのです。
②独立
次は「独立」を見てみましょう。
素直に分解すれば、「独りで立つ」です。
「独り」とは、孤独であることではないと私は考えています。
これは「依存をしない」ということです。
むしろ独りである人同士が、関係を築いていくことが本質ではないでしょうか。
また「立つ」とは、「発つ」と語源が同じと言われています。
いまの場所から、新たな場所へ向かう。そのようなイメージを持っています。
「独立」というと、「会社をやめること?」といった印象を持つ方も少なくありません。
しかし、自分なりの解釈をもっていないと、周囲の意見に惑わされることが多いです。
独立とは、「依存せず、独りで新しい地に向かうこと」。
このような定義があっても良いと思うのです。
③会計
最後に「会計」です。
家計簿や決算書をイメージする方も多いですが、語源は「鍋」です。
- 会→ごった煮の鍋の形
- 計→数値で表現すること
すなわち、日々起こるさまざまな出来事を、数値で表現すること。
これが「会計」の意味であると言えます。
あなたの身近な言葉で考えてみよう
このように形から意味を考えると、どんどん深堀りができます。
深く掘り下げていくと、あなただけの意味が立ち上がってきます。
分かりやすく相手に伝えることもできてきます。
ぜひ、身近な言葉で探ってみましょう。
長い時間は必要ありません。
5分程度でも十分です。
この習慣が、あなたの言葉を整えてくれると思うのです。
AIに聞けば、それらしい答えが返ってくる時代です。
しかし、自分だけの意味は自分でしか生み出せません。
自分だけの言葉と意味を見つけましょう。
それがあなたの土台になってくれるはずです。
では、また次回。
編集後記
◇日記
昨日は、メルマガ・YouTube・ブログから。
雨天ラン6.5kmほど。公庫手続き、Kindle本の出版をメインで。
→出版しました。もしよろしければ。
効率化の地図|削減ではなく「設計」で整える仕事術
◇ブログネタ経緯
仕事術で書こうと思ったのですが、書きながら自然に路線変更。
◇1日1新
冬の雨天ラン