紹介を受けた案件などで、初回面談をすることがあります。
面談が和やかに進んでも、最終的にはお断りされることもあります。
- 値段が高い
- 料金が折り合わない
- 予算に合わない
言い方は違っても、要するに「料金が理由」というケースです。

値段を下げるか?
「宮本さんが最も対応や提案内容がよかったものの、値段が高いため見送る」
こういったケースもあり得ます。
というか、実際にあります。
「じゃあ、値段を下げて受けやすくするか…」
という思考回路に陥りそうですが、これは負のループの入口です。
高いと言われる
↓
値段を下げる
↓
受注できる
↓
「やっぱり値段が原因だった」と感じる
↓
単価が低いので件数を増やす
↓
作業・連絡・管理が増える
↓
自由と余裕がなくなる
↓
じっくり価値を高める時間もなくなる
↓
さらに価格で選ばれやすくなる
もちろん値段に原因があるケースもありますが、
- お客様との考え方が合わない
- そのお客様に適したメニューがない
- 競合他社との違いが見えない(だから値段で選ぶ)
- タイミングが合わなかった
値段以外にも、こういった要素があるはずです。
受注できなかったとき、すぐに値段だけを原因と考えるのは、いったんやめましょう。
料金を変えるとしても、
- サービス範囲を絞って、安くする
- 単発のメニューとして提供する
- お客様に担っていただく部分をつくる
こういった工夫はできます。
大事なのは、「いくら下げるか」だけを考えるのではなく、
「誰に、何を、どこまで提供するか」を整理することです。
そこで使えるのが、お客様を2×2に分けて考える方法です。
お客様を2×2で分けてみる
たとえば、税理士業であれば、
- 経理への関わり方
- 経理の経験
この2つで考えると、こんなイメージです。

ひとりのお客様だけを思い浮かべるのではなく、
4つに分けて考えることで、見えてくるものがあります。
たとえば、私の場合、右下の「おまかせプラン」は現時点では用意していません。
今後、こういったメニューを用意するかどうかも含めて、模索しているところです。
もちろん、これは一例に過ぎません。
軸の切り口を変えれば、違う景色も見えてきます。
- 予算が多い/少ない
- 自分で進めたい/任せたい
- 事業の立ち上げ期/安定期
- 対面中心/オンライン中心
大きなものから小さなものまで、切り口は無数にあります。
切り口を変えた2×2を何枚かつくり、重ねて考えてみると良いと思います。
粘る
こうした整理が、最初からうまくいくことはなかなかありません。
- 何枚か書いてみる
- しっくりこない
- また何枚か書く
- ぜんぜんしっくりこない
こんなことの繰り返しです。
ただ、繰り返し書いているうちに、ふと良いアイデアが浮かぶことがあります。
また、書いてから何日かたったあとに、答えが少しずつ見えてくることもあります。
すぐに結果が出ることを求めず、まずは何度か頭の中を書き出してみる。
これが改善の第一歩です。
まとめ
- 安易に値段を下げない
- お客様を2×2で分けて考えてみる
- 繰り返し考える
値段を変える前に、まずはお客様とサービスの組み合わせを整理してみましょう。
では、また次回。
編集後記
◇日記
昨日はオフ。
三男と水遊び。妻、長男、次男は友達と映画へ。
トイストーリー5を見に行っていました。
◇ブログネタ経緯
ふと浮かんだネタを採用。
◇1日1新
Tempus(テンプス)