1本道は危険かも:独立しても分散が生き残りのカギ

『独立したからには、1つに集中してやろう!』
『力を分散しても、仕方がない。』
『選択と集中が重要だよね。』

これは、ある側面では『そのとおり』と感じる一方で、

絞り過ぎると、一発アウト(独立終了)になる危険性

があります。

※一本のはしご道は危険かも

目次

なぜ、1つに集中すると危険なのか?

1つに集中する危険性は、言わずもがなかもしれません。

理由は、

集中した箇所での失敗は、致命傷になるから

です。

これは、

  • キャリア
  • 投資
  • 人間関係
  • 仕事
  • 学習

など、ありとあらゆる物事に共通する本質かなと。

そのため、『独立』においても、1つのことに集中し過ぎると、
致命傷を負う可能性があるので、避けたいと考えています。

集中の失敗例

①お客様を1つに集中したら…

例えば、お客様が1つしかなく、そこに全力投球したとします。

評価も高く、報酬も良い。

そのような好条件であっても、『契約が突然なくなる可能性』はゼロではありません。

例えば、

  • 担当者が交代する
  • 事業が継続できなくなる
  • お客様との関係が悪化する

など、自分ではコントロールできない部分も出てきます。

1つしかないお客様を失ったら…

と思うと私は怖いです。

②1種類の売上しかなかったら…

売上の柱が1つしかない場合も同様です。

サービスが1種類のみの場合、不調に陥ってしまうとカバーできるものがなくなります。

また、『1つだけ』と絞ってしまうと、飽きやマンネリ化でモチベーションが下がることもあるかなと。

『商い』の本質は、『飽きない』こと

という言葉もあります。

売上の観点でも、モチベーションの観点でも、1つの売上に絞ってしまうことはリスキーと思うのです。

③実は会社員も

『自分は会社員だから、関係ないや…』

と思われているそこのアナタ。

無関係ではありません。

1つの会社に所属するということは、ある意味では

自分自身を1つの会社に集中している。

ということに他なりません。

  • 会社が潰れる
  • やっていることにモチベーションが保てなくなる
  • 動きたいのに、動けない状況

といったことも考えられます。
(少し極端な記載かもしれませんが)

普段はあまり意識しないと思いますが、

自分の人生をそこに集中していいのか?

と言う点は、定期的に考えたいものです。

依存せずに、集中しよう

ここまで『集中』という言葉で書いてきましたが、実は『依存』という言葉の方が近いかなと。

なので、伝えたいメッセージは

依存せずに、集中する。

ということです。

依存しないためには、

  • 分散をする
  • 力をつける
  • 自分で考え、行動し、判断する

といったことが最低限必要です。

一貫した方向性は保ちつつ、分野は複数持っておく。
そして、各分野で集中して取り組む。

このような態度が大切だと考えています。

あなたの考えはいかがでしょうか?

では、また次回。

編集後記

◇日記
昨日は、オフ。
ブログ執筆から。
日曜日は早朝から予定があるため、翌日のブログも先に執筆を。

◇ブログネタ経緯
冒頭の写真を眺めて浮かんだネタ

◇1日1新
WordPressの予約投稿

◇今日の一冊
マイクロ法人で国民健康保険を減らす

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この記事を書いた人

●1990年4月生まれ。東京都出身。
●『時間とお金』『家庭と仕事』『思考と行動』の悩みをサポート。
●IT、発信、営業、会計、税金に強みを持つ。
●公認会計士。
●3児(みんな男の子)の父。

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