『そんなことも知らないの?』を乗り越える唯一の方法

『会計士なのに、そんなことも知らないの?』
『父親なのに、そんなことも知らないの?』
『有名なことなのに、そんなことも知らないの?』

このような言葉をぶつけられたことはありませんか?

『知らないよ…』

と思いつつ、

『知らないといけないのかなぁ…』

と思ったり。

今となっては気にならなくなりましたが、この言葉を乗り越えるコツを書いてみたいと思います。

※知らないところは、まだたくさんある

目次

知らないことはあるのは当然

世の中の事柄を100%押さえておくことは、到底無理です。

例えば、以下のようなことが挙げられます。

①公認会計士でも、すべての会計基準の条文は知らない

公認会計士であっても、会計基準をすべて網羅して押さえているわけではありません。

  • よく論点になる箇所
  • 過ちが発生しやすい場所
  • 最近のトピックス

などを押さえておけば、問題はそうそう起こりません。

専門家とは言え、人間ですので知らないことはあります。

その他で挙げると、私は医師ではないですが、医療の領域は18種類に分かれます。
医師免許をとって研修を終えたあとは、どの分野に進むか選択し、その専門性を磨いていきます。

そのため、自分の科では常識であることが他の科では知らない、といったことも起き得るのです。

②プログラミングも知らないことは多い

私は、

  • ExcelのVBA/マクロ
  • GAS(Google Apps Script)
  • RPA

を使っていますが、知らないことも非常に多いです。

必要に応じてアップデートすればいい、と捉えていて、

『そんなことも知らないの?』

と言われる領域はたくさんあります。

しかし、困ってはいないのです。

③子ども時代のテレビ

幼少期の頃からテレビがあまり好きではなく。

学校では友達との会話についていけないこともありました。

テレビ番組について楽しそうに話しているので、『いいなぁ…』と思いつつ、
好きでもないことに時間は使えませんでした。
(何度か見てみようかなぁと思ったものの、食指が動かず)

当時はある意味困っていたような気もしましたが、いまでは自分の興味・関心を優先してよかったなと。

今でもテレビへの興味関心は薄く、見てしまってムダに時間を浪費することはありませんので。

なぜ、こんな言葉が発せられるのか?

そもそもなぜ、

『そんなことも知らないの?』

という言葉が出てくるのか。

それは、

『自分が見えているものは、相手も見えている』

という『錯覚』があるからだと思います。

言い換えると、『自分本位』ということです。

また『相手の立場が見えていない』とも言えるかもしれません。

相手の立場に立つ
『相手の立場』に立つとは? 『相手の立場になって考えよう』 『相手の視点で見よう』 『相手のことを考えよう』 仕事の中で、こんなセリフが飛び交ってないでしょうか? 言うは易く、行うは難しで...

この言葉を言うことで、何か良いことがあれば別ですが、あまりないかなーと。

乗り越えるための大切な問い

『そんなことも知らないの?』

と言われたり、自分で考えてしまった時に考えたいことがあります。

それは、

『お客様の問題解決の役に立てている?』

です。

知らないことで、問題が出るようであればキャッチアップすべきでしょう。
反対に、知らなくても困ることがなければ堂々としておきましょう。

このような言葉が出るのは、大抵はお客様ではなく
同業者であったり、やっかみを持つ人からだったりします。

お客様を見て行動する、という揺るがない軸を持っておきましょう。

では、また次回。

編集後記

◇日記
昨日は早朝ラン&ブログ執筆から。
子供たちの体調も良くなってきて、一安心です。
日中は会計士業(契約更新手続、結果報告準備、HP更新など)を中心に。
長男は、前回落ちてしまったプールのテストに再挑戦し見事合格しました。

◇ブログネタ経緯
今日の早朝ランの中で浮かんだアイデアから。

◇1日1新
ブログの写真をイラストから実写に変更

◇今日の一冊
ありがとう。さくらももこ先生

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この記事を書いた人

●1990年4月生まれ。東京都出身。
●『時間とお金』『家庭と仕事』『思考と行動』の悩みをサポート。
●IT、発信、営業、会計、税金に強みを持つ。
●公認会計士。
●3児(みんな男の子)の父。

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