優先順位を『動作化』してみる:見える形に落とし込む方法

『優先順位って、どこまでやれば付いたことになるの?』
『優先順位を考えろ、と言われても具体的にどうすれば…』
『この優先順位でいいのかなぁ…』

優先順位を付けるのが大切。
これに異論はないかなと。

一方で、『具体的に、どう優先順位を付けていく?』といった点まで触れていることは少ない気がします。

今日は、この点について考えてみたいと思います。

※運動会への参加は最優先

目次

『動作』化とは何か?『動詞』との比較

多くの人が『考える』段階で止まってしまうのは、
優先順位のつけ方を『動作』として落とし込んでいないからです。

以下で、ざっくり考えてみましょう。

①『動作』と『動詞』の違い

それは、

『行動に移せる表現になっているか?』

です。

例えば、

『プロジェクトの全体像を意識しよう。』

は、動詞に該当します。

具体的に何をすればいいか、どう行動すればいいか分からないからです。

一方で、

『プロジェクト概要が書かれた紙を繰り返し見よう』

は動作です。

具体的に何をすればいいか分かるためです。

②表で比較してみる

表でまとめてみると、以下のようなイメージです。

③優先順位の動作化

優先順位を付ける時も、

  • 優先順位のつけ方を、具体的に説明できる。
  • 相手に、なぜその優先順位か?理由を伝えることができる。

といった点をクリアしていきましょう。

なんとなくタスクを進めると、本当に大事なことを見逃してしまうかもしれません。

動作化の方法

『質問を重ねる』ということが最重要です。

質問の切り口は、以下の記事をご覧頂ければ。

切り口はこちら
『優先順位』をつけるための切り口 『優先順位のつけ方』について書いてみます。 よく言われるのは『重要性』×『緊急性』。 重要性×緊急性 ①重要×緊急 ⇒ 最優先で取り組む ②重要×緊急ではない ⇒ 本来...

その上で、質問の結果を以下のように『見える化』してみましょう。

①:点数を付ける

1つはタスクごとに点数を付ける、というやり方です。

このような👇イメージで。

質問の数や切り口は、ご自身に合うものでOKです。

お気に入りの質問を作っておくと、優先順位がつけやすくなります。

②:図を重ねる

もう1つの方法は、図を重ねるというものです。

表にタスクを書き込み、○・△・□などの図を重ねていきます。

例えば、

  • 重要なものは?⇒○
  • 今日中にやるべきものは?⇒△
  • 人のためになるものは?⇒□

のようなイメージで。

私は①だとあっさりし過ぎているので、②を方法で優先順位を付けています。
具体的には、タスク管理のファイルと合わせて、こんな感じで。

  • 図形の挿入
  • 最後の初期化

は、VBAでプログラミングして対応しています。

優先順位を付けることを目的にしない

大切なことは、

優先順位をつけた後の行動

です。

優先順位を付けること自体を目的にしないように注意しましょう。

行動力を上げるための優先順位付け

ですので。

以上、この記事が少しでもお役に立てば嬉しいです。

ではまた次回。

編集後記

◇日記
昨日はオフ。早朝にブログ執筆。
日中は長男の運動会。大きくなったなと感じます。
法人の社保加入の手続き等も合間に。

◇ブログネタ経緯
過去記事を眺めていて思い浮かんだもの。

◇1日1新
e-GOV

◇今日の一冊
これだけ覚える融資の基礎知識

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この記事を書いた人

●1990年4月生まれ。東京都出身。
●『時間とお金』『家庭と仕事』『思考と行動』の悩みをサポート。
●IT、発信、営業、会計、税金に強みを持つ。
●公認会計士。
●3児(みんな男の子)の父。

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