『法人を作る時って、何を考えておけばいい?』
『悩むポイントはどこ?』
『何をすればいい?』
会社を設立する『前』に考えておくべきポイントを整理してみます。
前回の記事👇の続編です。

※法人を作ると、ここで検索できるようになります。
『会社名』:1番悩むポイント
会社名は、最初にして最大の悩みどころです。
一度決定すると、その変更には膨大な時間とコストがかかるためです。
(株主総会の決議、法務局への登記申請、税務署や社会保険関係機関への届出、名刺・ウェブサイト等の変更など…)
- 自分自身の理念を込める
- シンプルで覚えやすい
- 人に説明しやすい
といったあたりが大切かなと。
最初のきっかけとして、Chat GPTなどのAIに聞いてみるのも良いと思います。
私自身、このような形👇で聞いてみました。
最初に出てきたアイデアは以下のようなもの。
① 理念をそのまま反映する系
合同会社フリートゥ(Free to LLC)
→「free to ○○」という理念全体をブランド化。ブログと直結。
合同会社フリーライフデザイン
→ 自由な人生設計=ブログで実践していることを体現。
合同会社ライフシフトラボ
→ 働き方・時間・家族との関係を見直す“実験場”として。
② 自分の旗印になる名前(独立の象徴)
合同会社アオノスケ
→ パーソナルブランディングに直結。親しみと覚えやすさ。
合同会社Indepen(インデペン)
→「Independent」×「ペン=発信」。
合同会社ジユウジン(自由人)
→ 発信者としての立ち位置を強調。
③ 英語や抽象語を活用(洗練・抽象美)
合同会社Next Compass(ネクストコンパス)
→ 自分や他人の未来の指針となるブログや発信を意識。
合同会社HabiShift(ハビシフト)
→「習慣(Habit)」と「シフト=変化」を融合。
合同会社OpenBase
→ 誰でも立ち戻れる、開かれた土台としての場。
いずれも不採用ではありましたが、
『free to~』で考えよう。
という大まかな方向性は、ここで決まりました。
壁打ちをしながら、いろいろ検討してみるといいでしょう。
最後は直感を信じて決めましょう!
『決算月・資本金』:各所への影響を考慮しよう
①決算月
個人事業主であれば『暦年(1~12月)』で決算を考えますが、
法人は、自由に決算月を決定できます。
- 資金繰り(税金納付時期)
- 繁忙期(業務負担が少ない月を選ぶ)
- 消費税(設立日から遠い月にすると、免税期間が長くなる)
などを考慮して決めるといいでしょう。
ちなみに私は6月決算にしました。
- 決算月の重複を避けたい(会計士業は個人事業で12月決算)
- 節税策などのしやすさ(離れていた方がしやすい)
といったあたりが理由です。
②資本金
現在は1円でも会社を設立することができます。
ただし、資本金が少な過ぎると、
- 🧧すぐに債務超過(負債>資産)になる可能性が高い
- ☔社会的な信用度が低いとみなされる
- 💰銀行口座の開設が難しくなる可能性がある(ペーパーカンパニーと疑われる)
といったデメリットがあることを知っておきましょう。
そのため、『数十万円~1,000万円未満』で設立することがおすすめです。
1,000万円未満とする理由は、
- 消費税が最大で2年間免税になる
- 法人住民税が7万円(1,000万円超だと、18万円~)
といったメリットがあるためです。
私はキリ良く100万円としました。
『事業内容』:幅広に決めよう
事業内容は、少し幅広く設定しておくことが大切です。
これは、設立時に作成する『定款(会社のルールブック)』への記載事項となります。
これから始める事業以外にも、将来的にやるかもしれないな、と言ったものも入れておくことがおすすめです。
以上、会社設立の『前』に考えておきたいことをまとめました。
少しでも考になれば、嬉しいです。
では、また次回。
編集後記
◇日記
昨日はオフ。ブログ執筆のみ。
日中は次男の運動会、東京武道館にて。
◇ブログネタ経緯
前回の続編。
◇1日1新
Excelで一番左のシートに戻るVBA作成
◇今日の一冊
ぶっちゃけ相続 第四章


