『相手の立場になって考えよう』
『相手の視点で見よう』
『相手のことを考えよう』
仕事の中で、こんなセリフが飛び交ってないでしょうか?
言うは易く、行うは難しで、
『どうやったら実践できるの?』
と思ったことはないでしょうか?
『相手の立場に立つ』ために、実践してきたことを書いてみました。
※一緒に泥団子づくりを。
仕事編
大切なことは、いきなり『何をするか?』を考えないことです。
まずは、相手のことを書く。
『年齢、家族構成、大切にしていること、働き方、性格』
など、知っていることをすべて。
そのうえで、
相手がいま困っている状態での『セリフ』
問題が解決した後の『セリフ』
を書いてみる。
アタマの中だけで済ませず、上記を書き出す。
これが『相手の立場に立つ』ことの実践ではないか捉えています。
この動作をひと通りすることで、相手へのメッセージが伝わる可能性が高くなります。
お試し頂ければと。
子育て編
大人になると、子供の時の思考回路と全く違うもの。
子供の行動の理由や背景を考えても、謎過ぎて混乱することがよくあります。
四の五の考えず、まずは子供と同じようにやってみましょう。
具体的には、
・子供がやっていることを一緒に体験する ・子供と目線を合わせる(しゃがむ) ・子供の主張をまずは受け入れる |
といったことです。
『子供の主張を受け入れる』については、昨日こんなことがありました。
2歳の息子が、3階でしか使えない照明のリモコンをこっそり2階に持って行こうとしていたのです。
親:『2階で使えないんだから、3階に置いておいてよ』 子:『やだっ!』 親:イラッ |
という、大したことではなかったはずなのに、
精神的にダメージを負うという、負の連鎖に落ちそうになることはよくあります。
ただ、ここで『いいよー』と言えるかどうか。
私の場合、若干葛藤があったものの『2階でどう使うのかなー。』と子の主張を受け入れて観察してみました。
結果としては、子どもは満足して2階ですぐ手放し、ことなきを得た形になりました。
相手の主張をまず受け止める。
日々の鍛錬が大事かなーと。
家庭編
妻(パートナー)との関係でも、相手の立場に立つことは大事かと。
日頃、何を考え、どんな行動をしてくれているのか。
チャンスを見つけて、普段相手がしてくれていることを交代してやってみましょう。
私の場合、
・洗濯を干す ・食事を作る ・掃除 ・学校、保育園の対応 ・授乳 |
などがあります。
チャンスがあれば、『自分がやるよ!』と声をかけてみる。
普段やっていないことなので、実際にやってみると大変さが身に沁みます。
だからこそ、心から感謝の気持ちも湧きますし、自分ももっと頑張ろうと思えるのです。
今日は『相手の立場』に立つことをまとめてみました。
ではまた次回。