想定外の対処法:事前に『壁』と『突破口』を考える

『え、そうだったの…?』
『考えていなかった…』
『計画が崩れた…』

行動していると、想定外のことは多く出てきます。

仕事であっても、プライベートであっても。

想定外の事項が生じた時に乗り越えるコツを書いてみます。

※旅行中の想定外

目次

そもそも『想定外』ってなんだろう?

想定外とは、『事前に立てた想定や計画から外れたもの』です。

つまり、

『想定をするから、想定外が生まれる』

ということです。

想定していなければ、そもそも『想定外』は発生しません。

まずは、『想定する』ことから出発したいと思うわけです。

なぜ、想定しておく必要があるのか?

全く予期していない事象が生じることは、ストレスが高いものです。

事前に準備はできておらず、突発的に起こるからです。

要するに、

『自分の力を100%発揮できない状況』

になる可能性が高くなるかなと。

一方で、『想定外』の事項は、『事前に想定はしたものの、そこから外れた事象』と考えたいのです。

両者は全く違います。

  • 前者は、何も準備ができておらず、思考停止に陥りやすい状態
  • 後者は、一定の想定をしており、多少のズレなら軌道修正が可能な状態

です。

そのため、『事前に想定をしておきたい』と思うのです。

想定外を乗り越えるコツ

では、どのように想定をしていくか?

ポイントは『壁』と『突破口』です。

①事前に『壁』を想定する

まずは、どのような障壁が出てくるか考えてみます。

紙に書き出してみてもいいでしょう。

例えば、独立であれば、

  • お客様の獲得
  • 無収入期間のお金
  • 未経験分野の経験と対応

といったことが思い当たるかもしれません。

②壁の『突破口』を考えておく

上記の突破口を考えてみます。

  • ブログの他の発信(Youtube、メルマガ、SNSなど)をすべてやる、事務所HPを整理する
  • 借入をする、監査法人の非常勤勤務をする
  • できる人に教えてもらう、書籍で疑似体験をしておく

などがあるかなと。

③想定外が出てきたら柔軟に対応する

こうして『壁』と『突破口』を考えておくと、完全ではありませんが、
何も見えていない状態よりずっとクリアになります。
そして、不安も軽くなるはずです。

そして何より、想定していない壁が表れても、ひととおり考えているので柔軟に対応がしやすくなります。

今回は『独立』という大きな単位でざっくり考えましたが、
粒度を細かくして想定することも、もちろん可能です。

  • 特定の仕事
  • 今週の壁
  • お客様とのコミュニケーション

などあらゆることで活用できます。

まとめ

不確実性が高い時代、すべての壁を想定することは不可能です。

ある程度の方向性を想定しておき、その中で生じる想定外に柔軟に対応する力が大切かなと思います。

ただし、何も想定していなければ『想定外』は生じず、場当たり的な対応にならざるを得ません。

一度、時間をとって『自分にとっての壁』から考えてみませんか?

では、また次回。

編集後記

◇日記
昨日はオフ。
午前中はじじばばと次男の誕生日プレゼントの買い物へ。
午後は土手でカニ釣りを。
大量でした。
夜は焼き肉へ。

◇ブログネタ経緯
旅行中の写真を眺めていて思いついたネタ。

◇1日1新
ビビン麺(辛かった…)

◇今日の一冊
士業は小さい事務所で儲けなさい

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この記事を書いた人

●1990年4月生まれ。東京都出身。
●『時間とお金』『家庭と仕事』『思考と行動』の悩みをサポート。
●IT、発信、営業、会計、税金に強みを持つ。
●公認会計士。
●3児(みんな男の子)の父。

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