継続のデメリット:時間・惰性・お金の落とし穴

『継続したいはずなのに…』
『あれ、気付いたら時間がない…』
『本当に、このまま続けていい…?』

一般的に、『継続は良いこと』とされています。
私も習慣にしていることは多々ありますし、否定するつもりはありません。

しかし、すべてについて『継続する=良いこと』と捉えてしまうと、少し行き過ぎかなと思う点もあります。
そのため、今日は『継続のデメリット』について考えてみたいと思います。

※物事には両面あるイメージで。

目次

継続のデメリット

①時間がなくなる

当然ですが、『継続する』ということは『時間を使う』ということです。
継続することを止めれば、時間が生まれます。
その分、他のことに使えるということもあり得ます。

例えば、私の場合、『毎朝ランニング45分、ブログ執筆60分』と時間を使っています。
間違いなく『時間』も『エネルギー』も注いで取り組んでいるものです。

もし、これらがなければ他の時間に使うこともできるわけで、
本当に継続すべきかは、定期的に振り返ってよく考える必要があるでしょう。

②惰性、なんとなくになってしまう

『惰性で続けてしまっている』ということもあると思います。
気持ち的・心情的に止めづらい、というものです。

例えば、5〜6年前、私は『スポーツジム』に通っていました。
ただ、自宅から距離があり、家庭環境的にも通うのが難しくなってしまいました。
一方で、なかなかやめることもできず…

条件面で途中退会のペナルティはなかったのですが、惰性で続けていたのです。

また『ジムを途中でやめるなんて意思が弱いやつだ』という思い込みもあり、
無駄に続けてしまっていました。

このように、継続は惰性的な一面も生む側面があると思います。。
惰性的に続けてしまっていないか?という点も定期的に考えてみましょう。

③お金も出て行く

継続は、『時間』だけでなく、少なからず『お金』も出ていくということです。

先ほど②で挙げたスポーツジムの例もそうですし、年間契約のものなどもお金が固定的に出て行ってしまいます。

継続していると、固定的に時間とお金が出ていき、精神的にも負担がかかってくるという点は忘れないようにしたいものです。

『似た構造』を考えてみる

このような継続の話は、いたる箇所にあります。

  • マイホームを建てる
  • 車を購入する
  • 会社員を続ける

といったものです。

マイホームを建てれば、住宅ローンの返済期間は確実にお金が出ていきます。
心情的にも負担がかかるものでしょう。
これを賃貸にするかどうか。

車の購入も、住宅ローンほどではないですが負担感はあります。
これをカーシェアを利用するかどうか。

そして会社員。
ある意味、会社員の立場も継続的とも言えると思います。
『毎月給料が出てきて安定している』点では。
もちろん仕事内容にフォーカスをすれば、毎回同じ案件を対応しているわけではなく、『条件面』とご理解いただければ。

このように、『継続的なもの』と『単発で利用できるもの』があり、
近年は単発的に利用できるものも、増えてきているように思います。

どちらが自分に合っているのか、よく考えて決めましょう。

継続したいもの、したくないものは『自分』で決める

最終的に、続けたいものは『自分で決めていくもの』かなと。

このブログやランニングは数十年単位で続けたいと思っていますし、会計士業も長く続けたいと考えています。

一方で会社員は続けたいと思いませんでした。
どんどん自由を失っていくのを感じたからです。

『給料や安定さ等の待遇面を考えれば残るべき』
という指摘もあるかと思いますが、それは所詮他人の意見です。
参考にすることはあっても、決めるのは自分。
決めた後、上手くいっても、後悔することがあっても、責任を取るのは自分。

本当の最後の最後は自分で決めるしかなく、それを他者に委ねないようにしましょう。

以上、継続のデメリットを起点に色々書きましたが、何か参考になる点があれば嬉しいです。

ではまた次回。

編集後記

◇日記
早朝ラン&ブログ執筆から。
小雨が降っていましたが、足元に気を付けつつ。
日中は、税理士登録申請&会計士業を。
だいぶ行く先が見えてきました。

◇ブログネタ経緯
少し前のメモから。

◇1日1新
税理士登録申請
(手書き&必要書類が多く、時間がかかりました…)

◇今日の一冊
「好き」を言語化する技術

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この記事を書いた人

●1990年4月生まれ。東京都出身。
●『時間とお金』『家庭と仕事』『思考と行動』の悩みをサポート。
●IT、発信、営業、会計、税金に強みを持つ。
●公認会計士。
●3児(みんな男の子)の父。

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