『できるようになったらやります。』
『できるまで様子を見ます…』
『行動するのは、できるようになってから。』
時に、こんなセリフを耳にします。
『できるようになったら動く』というのは、一見もっともらしく聞こえますが、改めて考えると、本来この2つには関係性がないのではないでしょうか?
以前『分かる』と『動く』は関係ないという記事を投稿しましたが、今回は
『できる』と『動く』は関係ない
というテーマで書いてみたいと思います。
※できないけど動き続ける赤ちゃん
『できる』と『動く』に因果関係はあるのか?
できるから動く、という順番はパッと見ではおかしくないように見えます。
しかし、ここに因果関係はあるのでしょうか?
「動いているうちに、できるようになった」
ということは、いくらでもあり得るように思います。
典型的なものはスポーツ。
『最初からできる』ことはまずありません。
できないなりに、試して、練習して、繰り返して『できる』ようになる。
動く ⇒ できない ⇒ 動き続ける ⇒ できない ⇒ さらに動く ⇒ ようやくできる
といったように。
そのため、『できない』から『行動しない』と考えてしまうと、『ずっと動けない』という『負の循環』に陥る危険性があるのです。
できなくても『動くコツ』
では、どのようにすれば『できなくても動ける』のか。
コツをいくつか挙げてみます。
スモールステップ
分解してみれば、行動しやすくなります。
1つの行動を細かくするほど動きやすくなる、というのは間違いないです。
どこまで細かくするか、というのは個人差がありますが『これなら動けそう』と思える単位まで、行動を細分化してみましょう。
恥じらいを乗り越える
大人になるにつれて『恥じらい』が行動を妨げているケースも多いと思います。
私も恥ずかしがりで『もっと思い切って行動できたらなぁ』と思うこともよくあります。
要は『自意識過剰』になっているということです。
一朝一夕で改善できるものではありませんが、
『他者のために行動する』
といった視点を持つことで、少しずつ改善できるものかなと思います。
意識が自分に向かうことで『恥じらい』が生じるわけで、その意識を自分に向けず『他者』に向けましょう。
思い込みでは?と自分に問う
できないという『思い込み』もよくあります。
自分の子供を見ていると、『できない、できない』とよく口にするのですが、意を決してやってみると、意外とできてしまうということも多いです。
『できないと思い込んでいないか? 』
と、自分に問いかけてみることも有効かなと思います。
ちょっと試す習慣をつける
毎日、何か新しいことをしてみましょう。
シンプルに行動力が上がります。
また、変化を柔軟に対応できるようにもなります。
できなくても『やりたいこと』を見つけよう
『ちょっとこれやってみたい』や、
『できないけど試してみたい』、
『まだできないけど、いつかできるようになりたい!』
といったようなことを見つけましょう。
『できなくてもやりたい』という気持ちを持てれば、『できるようになったらやる』ということを口にすることはないのではないでしょうか。
では、どうやって見つけるか。
- 「こうなりたい!」と思える人がやっていることに興味を持つ
- そういった人がいないのであれば、探す
- 普段見過ごしているけど、実はこういうことがやりたいかもといったようなアンテナを張る
私の場合、この『ブログ』や『独立』がそうでした。
全くできないけど、やってみたい―
そんな気持ちが少しでも芽生えたなら、その想いを潰さないように少しずつ行動していくのがおススメです。
ではまた次回。
編集後記
◇日記
お客様の訪問。
期末の会計処理の相談等。
◇ブログネタ経緯
割と最近のメモから。
◇1日1新
このオムライスに付加価値をつけてください。