『独立したのに、また通勤か…』
『通勤時間がなければ、もっと色々できるのになぁ…』
『1日、いったい何時間を通勤に費やしているんだろう…』
人生は有限で、時間は誰にとっても1日24時間で平等です。
その24時間のうち、2~3時間を通勤に使っていてよいか?
仮に睡眠7時間、家事や食事3時間とすると、自由に使える時間は14時間。
このうち3時間を『通勤(準備、片付け含む)』と考えると、なんと20%も占める状況です。
これは、私は嫌だなと。
改めて、通勤時間について考えてみます。
※通勤疲れのイメージ
通勤時間の功罪
デメリットだけあげるのはフェアではないので、
両面から考えてみます。
①功:良い点
- 規則正しく行動できる。
- プレッシャーがかかるので、ある意味行動が早くなる(ただし、余裕はなくなる)。
- じっとする必要があるので、読書などに集中できる(かも)。
②罪:悪い点
- 時間・体力・精神力のすべてを消耗する(特に満員電車)。
- とりわけ、時間は確実に失われます。
- 『移動準備+移動+仕事準備』で考えると2~3時間は平気で消費します
- 朝の余裕がなくなる。
- 結果、家族に強く当たることも。
- 業務のための移動なのに、業務時間としてはカウントされない。
(これは独立後も同様ではあるが)
このように大きな利点はない一方、失うものは多いかなと感じます。
特に、時間の観点は問題です。
仮に1日2時間を自由に使える時間があれば、人生が変わるほどのインパクトがあると思うのです。
例えば、公認会計士試験を例に挙げてみます。
試験科目は細かく分ければ7科目ほど。
1日10h勉強するとしても、1科目1~2時間/日となります。
つまり、1科目に限定すれば、1日2hあれば十分合格する水準まで辿り着けるボリュームです。
(もちろん同時に受かる必要があるので、シンプル化して捉えていますが)
私の人生を変えたもことの一つは、公認会計士になったことです。
突き詰めれば、
『時間を何に使うか?』
それが結果を決めます。
『一生、通勤時間のある人生でいいのか?』
この問いは、一度は真剣に向き合う必要があると思います。
出勤をどう減らすか?
①コントロールできる立場に立つ
1つ目は、会社の中で『通勤要否を決めれる立場まで昇格すること』が考えられます。
具体的にはチームリーダーやマネジャー程度の地位まで昇れば、ある程度のコントロールは可能でしょう。
私も会社員時代は、かなりコントロールして業務を行っていました。
特に、第三子が産まれてからは時間の制約が非常に厳しくなったので、時短勤務・リモートワークをフル活用していました。
(メンバーには負担をかけた面は大いにあります。読んでいないと思いますが、この場で感謝と謝罪を)
②交渉力・表現力
2つ目は、『交渉力』と『表現力』です。
①は長期的な観点で、②は短期的に実行可能な面があります。
- 出勤の必要性を改めて上司に問う(交渉)
- リモートでも成果が出せることを見せる(表現)
ただし、決定権は自分にないため、出勤が必要となった場合はストレスを多く感じるかもしれません。
③独立する
3つ目は『独立』です。
独立すれば、どこで仕事をするのも自由です。
移動する場合も、満員電車を選ぶ必要はありません。
すべて自分で決定できます。
ただし、『営業力』を付けることは必須です。
お客様あってこその『自由』ですので。
以上、①~③を挙げてみましたが、あなたはどれを選びますか?
なぜそこまで…と思う人へ
『通勤時間なんて、あって当たり前でしょ…』
と思われる人もいると思います。
『別に通勤くらい、負担でもなんでもないけど…』
と感じる人もいるでしょう。
もし可能であれば、一度は通勤時間のない生活を体験してみてほしいのです。
(コロナ時は経験された方も多いと思います)
そこにはきっと見えていなかった景色があるはずで、『現状維持の今』に一石投じる効果があると思うのです。
この記事が、何かを変えるきっかけになることを祈っています。
では、また次回。
編集後記
◇日記
昨日は、早朝ラン&ブログ執筆から。
遠方での対面報告がリモートに変更に。
合計3時間が浮き、今日の記事に繋がります。
会計士業は9月決算会社が一区切りです。
◇ブログネタ経緯
昨日、対面の打ち合わせがリモートに変更があり。
時間が大分浮いた実感があったので記事にしました。
◇1日1新
OIWAI 膝上テーブル
◇今日の一冊
ひとり社長の経理の基本(再読)
